【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門81】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
今年もまたホワイトデーが来てしまう…。
毎年のことだが、お返しをどうすればいいか、悩ましい。
てか、バレンタインはチョコなのに、なぜホワイトデーに贈るものは決まっていないのだ?
キャンディなのか、クッキーなのか、マシュマロのほうがいいのか?
もしくは、バッグや化粧品なのか?
はたまた、ものじゃなくてデートにでも行ったほうがいいんじゃなかろうか?
ちょっとネットで調べると、書いてあることはまちまち。
あるサイトには「〇〇がいい」と紹介されているのに、別のサイトでは「〇〇はNG」となっている。
あぁ、余計に混乱してきた…。
欲しいものを伝える
オレと同じように、ホワイトデーのお返しに悩んでいる男性はきっと大勢いる。
だからあなたが彼に、それとなく欲しいものを伝えれば、きっと印象は良い。
えっ?
自分で言っちゃったら、うれしいサプライズがなくなるじゃないかって?
そんなもん、いらん!
そもそも男はプレゼントを贈り合う習慣などない!
だから、どうせ悪いほうのサプライズになるに決まっている!
「何を選んだかじゃなくて、彼が私のために選んでくれることがうれしいの!」
…いやいや、心がこもってる分、明らかにいらないものでも捨てられず、まずくても食べなきゃいけなくなるのだ。
彼も、なんとなくそのことに気づく。
そうしてお互い徐々にストレスがたまり、破局へのカウントダウンが始まる…。
とにかく、男のプレゼントに期待するな!
欲しいものは言ってしまえ!
モノより思い出
というか、ものじゃなくてどこかで食事するとか、旅行に連れて行ってもらうほうがいいような気がしてきた。
仮にあなたが欲しいものを伝えたとしよう。
だが、それが人気商品で売り切れていた。
他の店舗にもない。
代わりのものを買おうにも、よくわからない。
…あぁ、想像しただけで大変だ!
これでは、
「あの女!
面倒くさいリクエストしやがって!」
と、彼に嫌われることになりかねない!
だから、ものはやめよう。
外食か旅行にでもしておこう。
これらは口コミサイトも充実している。
男に任せても、それなりのところを選ぶだろう。
さらに、ただものをもらってもすぐに感動は薄れるが、二人で一緒に何かを体験すれば、仲も深まるし思い出もできる。
うむ、我ながら良いアイディアだ。
何をもらっても喜ぶ
ここまで書いてなんだが、もう彼が買うものを決めているとか、事前に話す時間がないとか、そういう人もいるかもしれない。
あなたがやることは一つ。
「どんなにおかしなものをもらっても喜ぶ」と、覚悟を決めることだ。
どうせ、男がくれるプレゼントなんてロクなもんじゃない。
考えて考えて考えすぎて、なぜかエロい下着を買ってくるとか、信じられない暴挙に出るかもしれない。
だが、彼は一生懸命考えたのだ。
もうその一点だけを感謝すると心に決めよう。
そして、もらった瞬間に、
「うれしい!
ありがとう!」
と言えるように、今日から毎日、満点の笑顔を作って呪文のように唱え続けよう。
ということで、がんばってくれ。