【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門79】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
このコラムを書いている今、絶賛インフルエンザ中である。クスリで熱は下がったが、昨日までホントつらかった…。
そう言えば、4~5年前にもインフルエンザにかかったことがあった。
一人で病気はかわいそう
そのとき、インフルエンザになったことを母親にメールで伝えたら、頼んでもいないのに実家から両親が飛んで来た。
食べ物や、冷えピタなどを持って。
「こんなときに一人はかわいそうで…来ちゃったよ」
親が帰った後、わざわざ来てくれたうれしさと、身近に助けてくれる人がいない惨めさを痛感して、泣けてきた。
そう、オレは寂しかったのだ。
一人暮らしはずっと気を張りっぱなしだ。
雑踏を一人で歩き続けるような緊張感が常にある。
おちおちと病気にだってなれない。
助けてくれる人が近くにいないのだから。
いや、友だちに頼めばいいのかもしれないけど、相手はあくまでただの友だち。
「(インフルエンザを)うつしたら悪いし…」
「一人でも何とかなるし…」
自然とそんなことを考えてしまい、連絡する気にはなれなかった。
しかし結婚した今、妻がいるのでいろいろ頼れる。
悪寒がひどくて外に出るのもつらかったけど、必要なものを買ってきてもらえたし、ご飯も作ってもらった(ご飯はいつもだが)。
前回のことを思うと、逆の意味で涙が出るぐらいうれしかった。
キーワードは「楽しい」「寂しくない」
こんなことを書くと、
「病気のとき困らないから、結婚したほうがいい?」
と、まるで損得勘定のようにとらえる人もいるかもしれない。
いやいや、そういう話じゃない。
というか、結婚もそうだけど、損か得かだけで人間関係を作るだろうか?
「あの人と仲良くしておくと、メリットがありそうだから」
だけで誰と付き合うか決めてる奴なんて、ちょっとヤバいだろう。
普通は、一緒にいると「楽しい」とか、一人より「寂しくない」とかだと思うわけ。
もちろん、人付き合いは面倒なこともあるけど、ちゃんと相手を選んで、本音で話し合えば解決できることがほとんど。
埋められない部分はあるかもしれないが、それは友達だって同じだ。
どんなに仲が良い友達だって、合わない部分の一つや二つはあるだろう。
それでも付き合ってるのは、そのこと以上に「楽しい」とか「寂しくない」と思える部分が多いからではないだろうか?
別に難しい話じゃない。
一人だとちょっと出かけるのも、「よし行くぞ!」って覚悟を決めて、気を張りながら歩かなきゃいけない。
でも二人だったら、「あそこ行こうか?」ぐらいの気持ちで、バカ話でもしながらのんびり歩いていける。
全てがそんな感じになって、要するに「楽しい」し「寂しくない」。
誰でも結婚できる
少し意識して、周りを見渡せばわかるだろう。
見た目がイマイチでも、性格が悪くても、結婚してる人なんていっぱいいる、ということが。
オレのブログ の読者にも、勇気を出して婚活したら一瞬で彼氏ができた女性がいる。そこまでではなくても1年もあれば多くの人が何とかなってる。
つまり、ちょっとがんばれば結婚ぐらい誰でもできるのだ。
でも、テレビやネットなどには「結婚は難しい」とか、「結婚しても幸せになれるわけじゃない」という情報があふれている。そして、それを刷り込まれると、何もせずに諦める人が増えてしまうように思う。
だって、出会いを作るとか面倒くさいじゃない?
そう感じてるときに「結婚なんかしたってしょうがない」的な意見があったら、「そうだよね」ってそれにすがって、ますます何もしなくなってしまう。
少なくとも、結婚がオレの人生に与えた幸せ度はとても大きい。
また、ブログの読者からも感謝こそされ、「彼氏なんか作らなきゃよかったです」「結婚して不幸になりました」なんて話は聞いたことがない。
もちろん、相手は慎重に選ばなきゃいけないけどね。
そこさえクリアしとけば、今の倍ぐらいは幸せになれるよ。
ということで、さっさと結婚しとこうか?