恋がしたいのになかなか恋愛できない…と悩んでいる女性は少なくないようです。
その理由は理想が高すぎる、滅多に人を好きにならないなど、人それぞれ。他にも仕事や趣味にのめりこんでいたり、友達付き合いを優先していたりして恋愛ニートになっている場合もあるでしょう。あとは自分に自信が持てず一歩を踏み出せない、とか。
今回は敢えて失恋や恋愛のトラウマ以外の理由で上手に恋愛できないという女性たちのエピソードを集めてみました。
恋愛経験豊富(付き合った人数は25人以上らしいです)なアラフォー女性ユリさんが教えてくれた、現状を突破するためのアドバイスと一緒にお届けします。
【アレのせいで上手に恋愛できない!エピソード】
■子どもの頃のあだ名のせいで…
外で遊ぶのが大好きで、一年中、クラスの誰よりも真っ黒に日焼けしていたというSさん(31歳)の小学生時代のあだ名は『クロちゃん』や『まっくろくろすけ』。当時はそんなにイヤではなく、気にもしていませんでした。
が、就職した会社でたまたま幼なじみの男性と再会し、以前より色白になったにも関わらず、当時のあだ名で呼ばれたことから周りのみんなも面白がってそう呼ぶように。
それ以降、自分がものすごく色黒のように感じられ、色白の男性からアプローチされてもからかわれている気がするため、明らかに自分より色黒な人以外は恋愛対象として考えられなくなってしまったそうです。
≪アドバイス≫
「相手が自分より色黒じゃないと恋愛対象にしちゃいけない」なんてルールはどこにもありません。そもそも、女のほうが色白じゃないといけないなんて決まりはないはず。自分で勝手に作ったルールのせいでチャンスを逃すなんてもったいない。
アプローチしてくる男性は、そんなことは一切気にしていないと思います。もしどうしても意識してしまうなら「付き合っても、これこれこういう理由であなたにフラれるんじゃないかと心配なんだけど、気にならない?」と聞いてみてください。きっと相手は「そんなわけないよ」と笑い飛ばしてくれるでしょう。
それでも気になるのなら、南半球など自分より色黒な人が多い地域に行き、現地の人と恋に落ちることをおすすめします。
■女性だらけの環境のせいで…
長年、女性ばかりの環境で過ごしてきたというNさん(24歳)。お父さんは海外に単身赴任していて、家族はお母さんと2人の妹さん。学校は中学から大学まで女子校で、習い事はピアノやバレエ。アルバイト先はケーキ屋さんと、ほとんど男性と触れ合う機会がありませんでした。
現在の職場も40~50代の上司以外は女性のスタッフばかり。たまに他社の男性と話す時など、意識しすぎてしまって挙動不審になってしまうことも。彼氏が欲しいし、いつかは結婚したいと思うものの、このままでは出会いもなく、知り合っても普通の会話もできない…と思って悩んでいるそうです。
≪アドバイス≫
まずは男性と、天気のことやドラマのことなど何でもいいので会話する練習をしてみましょう。お友達の家に遊びに行った時、お兄さんや弟さんと話すとか、男性の美容師さん、カフェの店員さんと話すのでも十分です。
英会話やゴルフなど男性が多そうな習い事をするのもいいですね。会話が続くようになってきたら、社会人サークルに入ったり、街コンに参加してみたりしたらいかがでしょうか。
■少年漫画の読み過ぎで…
2つ上のお兄さんの影響で少年漫画が大好きになったというIさん(27歳)。小中学生の頃、周りの友達が少女漫画の話をしている中、1人だけ少年漫画のヒーローに夢中になっていたそうです。
大人になってからもその嗜好が変わらないせいか、軟弱な男性は苦手。筋肉質で体格が良く、性格的にも冒険や人助けが好きな熱い男を求めてしまうため、なかなか彼氏ができないのだとか。
≪アドバイス≫
好きなタイプがはっきりしているのですから、スポーツジムやスポーツサークルに通って好みの男性を探してみては。または恋活サイトに登録し、趣味の欄に「スポーツジム」「マラソン」「ボルダリング」などと書いている人にメッセージを送ってみるのもいいでしょう。相手に求めるものが“体型”と“性格”の2種類だけなら、該当する方はたくさんいると思いますよ。
今回ご紹介した3人は、幼少期の体験の影響で自分を何らかの型にはめてしまい、男性を遠ざけるような考え方をしているようです。三つ子の魂百までと言うように、幼い頃から持っている意識はなかなか変えられないのかもしれませんね。
でも、ユリさんいわく「物事の捉え方をほんの少し変えれば、どんな人も恋愛できるはず」とのこと。3人ともユリさんからのアドバイスを参考にして、これからの恋活・婚活を楽しんでいただければと思います。
そして、この記事を読んだみなさんも、より幸せになるためのヒントにしていただけたらうれしいです。
(文=なつみかん)
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