「男はプライドの生き物」なんてよく言われますが、みなさんも一度や二度、いいえ、それ以上に、男性に対してため息をつきたくなったことがあるんじゃないでしょうか。
「彼氏の前で他の人のことほめたら、すねちゃって…」
「わかる!私なんて、彼氏と一緒にDVD観てたら『岡田将生と俺とどっちが好きなんだ』って言われたよ(苦笑)」
あるある、こんな会話。
実際周囲からもよく聞くし、自分でもそれに近いことを言ってました。今でも言ってるか。
単なる負けず嫌いなのか、結局は甘えなのか、その実体はよくわかりません。が、女にとっては全く理解不能&手を焼かされる厄介な代物…。今日はそんな「男のプライド」にまつわるエピソードと対処法を集めてみました。
かわいい♪って思えるものから開いた口がふさがらないものまで、「あるある」「わかるー」という共感と、「どこも一緒ね…」という仏の境地でお楽しみいただければ、と思います。
【20~30代の女性が語る「男のプライド」エピソード】
■「俺は悪くない!」と言う彼氏
「仕事が忙しいのはわかるけど、何度もデートをドタキャンされたのでキレたら『俺が何をした!』って逆切れ。アナタがドタキャンしたからでしょ!と言うも絶対に認めず、大ゲンカに…。」(Yさん 28歳・保険)
対処法:こんなことが何度も続くうち、「もう怒ってもムダ」と諦めスキルが身につき、そこそこ円満になりました。いいのか悪いのか。
■「自分が一番!」な先輩
「自分がいかに優秀かを語る職場の先輩。いついかなるときも、自分がどれだけ会社に貢献しているか、上司に認められているか、みんなにアピールを忘れない。しかし、ミスを他人のせいにしたり同僚の悪口を言いふらすことのほうが有名なので、失笑の的です。プライドが高いのも良し悪しですね。」( Kさん 25歳・事務)
対処法:一度、職場の女子全員で無視したことがあります。仕事に必要な話以外は一切シャットアウトしたら、その後しばらくはおとなしくなりました。が、年度初めに新入社員が入ったら、また始まった!本当、懲りませんね。
■ 「俺をほめろ!」な年上の彼
「私が『○○さんって外車に乗ってるんだってね』と世間話程度に他の人の話をすると『俺だって前は△△に乗っていたよ。それに、車なんて1年に一度買い換えてたなぁ(遠い目)』とか、何かにつけて自分自慢をする彼(37歳)。とにかく人に負けたくないらしく、私が誰かをほめるとムキになって『俺をほめろ』攻撃。別にいいけど、たまに疲れます。」(Sさん 24歳・出版)
対処法:自分自慢が始まった、と思ったら「へぇ~そうなんだ!すごいね!」と軽く流しています。そのうち、流されていることに気づいて黙ります(笑)。
■「知ったかぶり」な彼
「お気に入りの雑貨屋さんが、最近いつ行ってもシャッターが降りているので残念、と言う話をしたら『あそこつぶれたの、知らない?貸し店舗の貼り紙ついていたよ』と彼が言うので、うっかり真に受けてその話を友人にしたら『え、先週そのお店に行ったけど、普通に営業していたよ?』と言われて赤っ恥!こんなことが一度や二度じゃないのです。彼を問い詰めると『あれー?勘違いかなー?』とのらりくらり逃げます。」(Fさん 26歳・受付)
対処法:彼の言うことをそのまま周りに言うと自分が『知ったか』のレッテルを貼られてしまうので、モヤモヤした胸の内にしまっておくようにしています。ていうかもう別れたい(泣)。
いかがでしたでしょうか?
あなたの彼氏や身の回りの男性にも、こんな負けず嫌いなところ、あったりしませんか?
男のサガ、と言ってしまえばそれまでですが、呆れちゃう、なんてこともあるのではないでしょうか。
あなただったら彼氏がこんな言動を見せたとき、どうしますか?
諦める?それとも叱り飛ばす?
手のひらで転がして、うまく操縦できればいいのですが…そうなるためには、女子のほうにもある程度の覚悟がいるのかもしれませんね。
(文=石村佐和子)
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