以前放映されていたドラマ『お義父さんと呼ばせて』(フジテレビ系)はご存知ですか?
娘が連れてきた婚約者は父と同い年。しかも父親役は渡部篤郎さんで、彼氏役は遠藤憲一さん! 結婚できるのかできないのか…渋いオジサマ2人の仁義なき戦いを描いたこのドラマ、面白いと評判になりました。
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年の離れた人と付き合うのってアリ?
ドラマの中のカップルはなんと28歳差! 51歳の彼氏と23歳の彼女ってすごい…。
みなさんは年の差婚についてどんなふうに感じていますか? そもそも、年齢差のある人と付き合うのはアリ? ということで、20~40代の男女にアンケートを取り、いろいろな声を聞かせていただきました。
何歳差ぐらいまでが許容範囲?
まずは女性のコメントをご紹介します。
・「上も下も3つくらいまでが限度です。年が近ければジェネレーションギャップがあまりないと思うので。個人的には、話題がつきないし、趣味や流行ったものの内容で盛り上がれるって意味で、できたら同い年のほうがいいです」(20代)
・「実質、年齢より相手の話題・経験値が、というのが前提で上は5歳、下は3歳くらい。10~20代前半の時は上は相手が30歳くらいなら圏内だった。今35歳で、その年の差の人を見たら本気のおじさんだった」(30代)
・「上は限りなく。男性で魅力があるなら年上はいい。年下はイヤです。やはり経験が浅いし。どんなに素敵でも年齢差のある年下は生理的に無理。魅力も感じないと思う」(40代)
女性は年齢が高くなるにつれて、年上への許容範囲が広くなっていくようですね。でも、年下の範囲は自分が何歳になっても、2~3歳下までくらい!?
やっぱり女性は相手に頼り甲斐を感じられるか、安心感や包容力があるか、といった点が重要なのでしょう。若すぎると不安に思うのかも。
男性は何歳差ぐらいまでOK?
一方、男性はどのように考えているのでしょうか?
・「上は15歳ぐらいまで、下は5歳以内なら大丈夫です。上の理由は大人の女性が好きだから。下の理由はこれ以上、下の子だと私は犯罪者になってしまいます」(20代)
・「上は10歳で下は20歳くらいまで。 といっても、下と付き合うのは難しいと思いますが」(30代)
・「上は5歳ぐらい、下は相手がいいのであれば何歳でもOK」(40代)
男性の場合は子どもを求めることも考えたら、(犯罪にならない範囲で)若いほうが歓迎ムード、上は出産できる年齢までという印象。
上記の20代の男性のように「上は15歳ぐらいまで」と言う男性は珍しいんじゃないかと。
芸能界でも、ある程度年のいった男性と10歳以上年下の女性というカップルはときどき見かけますが、その逆は滅多に見ない気がします。一時、熟女と男性芸人というのも話題になりましたが…。
もし父親が若い子と付き合ったらどう思う?
前述した通り、ドラマでは娘の彼氏は父親と同い年。この設定と同じように、自分の父親が若い子と付き合ったら…みなさんならどう思いますか? アンケート結果を男女別に見ていきましょう。
【男性のコメント】
・「両想いならいくつでもいい」(30代)
・「付き合うのは構わないけど、結婚はどうかと思う」(30代)
・「ありだと思います。けどイチャついた姿は見せてほしくないです」(40代)
自分は自分、親は親と割り切っているのか、意外と好意的な声が多い印象でした。
父親の恋人とはいえ、実家に若い女性が出入りするようになれば、それだけで華やかな雰囲気になるから、いいなと思う気持ちもあるのかもしれませんね。
なお、「親の老後の介護のことを考えると、若い子と付き合うのはありがたい話」と、やや打算的な意見を言っている人もいました。再婚したら、遺産のことでもめそうな気もするけど…。
【女性のコメント】
・「正直、少し生理的な抵抗感があります。自分のような年代を恋愛対象として見ていた…という衝撃のせいかもしれません。一歳でも学年が上であればセーフです」(20代)
・「自分より10歳位上であれば。私がアラサーなので、アラフォーならOK。あまり歳が近いと、自分までそういう対象に見られている気がして、嫌悪感を抱いてしまいそう」(30代)
・「自分より年上であれば良いです。お姉ちゃんが欲しかったので。父は66歳。精神的に落ち着いていて頼れる人なら若くてもいいけど、キャピキャピしていてげんなりしちゃう感じならオカンの歳でも嫌」(40代)
女性のほうは、父親が若い子と付き合うのはかなり抵抗があるみたいですね。恋人ならともかく「お義母さん」になるのは、確かにキツいかも。
それにしても、ドラマの設定のように28歳差とか親と同い年というのは、さすがに極端な気もしますが、今は基本的に形に捉われず、どんな相手とでも自由に恋愛できる時代。
価値観やフィーリングがしっくりくれば、それなりに年齢差があっても最高のカップルになれるのかもしれません。
「夫婦の日」である今日2月2日、自分にはどのような人がぴったりなのか、改めて考えてみるのはいかがでしょうか?