今年は暖冬とはいえ、寒さが身に沁みる今日この頃。朝になってもなかなか布団から出られない…という方も多いのでは?
ところで、女性って冷え性の人が多いからか防寒の情報に敏感ですよね。そういう女性たちの間で最近話題なのが、「よもぎ蒸し」をはじめとするアソコを温める美容法です。
「よもぎ蒸し」の方法は?
「よもぎ蒸し」とは、韓国では数百年も前から伝わる民間療法。体験者も多いかと思いますが、穴の空いた椅子に座り、下半身を中心に温めながら、皮膚や粘膜から蒸気を吸収するというもの。
椅子の下には鍋が入っていて、よもぎの葉(海塩やハーブをブレンドしている所もある)を煮立たせます。
体が温まるだけでなく、内側からデトックスできるとリピートする人が多いそうです。
よもぎは古来から万能薬と呼ばれ、飲んでよし、食べてよし、塗ってよし、と言われる薬草で、お灸のもぐさとしても使われています。
「よもぎ蒸し」の効果には、冷え性や婦人科の悩みの改善、浄血作用などがあると言われています。むくみ予防やダイエットにも良いとか。
確かに「よもぎ蒸し」をすると汗がたくさん出るし、体の芯から温まります。
お店によって異なりますが、一回2000~3000円程度で利用できるのも人気の理由のようです。
体験者が語る「よもぎ蒸し」の魅力
リピーターの女性たちにお話を聞いてみたところ、
・「手足が冷たくて夜眠れないほど冷え性がひどかったのですが、ずいぶん改善しました。すっかりハマって、自宅でできるよもぎ蒸しセットも買ってしまいました」(34歳・アパレル)
・「お風呂で半身浴をしてもあまり汗をかかないけど、よもぎ蒸しだと汗がガッツリ出ます。それだけもでうれしいです」(36歳・メーカー)
・「寒い日は、会社でずっと座ってると冷えで腰が痛くなるのですが、それが改善されたような気がします」(35歳・IT関連)
「よもぎ蒸し」、かなりウケているようです。ただ、行く時間が取れない! 寒くて冬は出不精に…という人も。そんな女性たちの間で注目されているのが、よもぎ蒸しをカイロのように使える「よもぎ温座パッド」です。
便利!快適!「よもぎ温座パッド」
こちらはショーツに貼るタイプで、アソコを簡単に温められるスグレもの。
2~3時間したら取りはずす、就寝時や生理中は使用不可など、取り扱いの注意点が意外と多いのですが、なんといってもアソコを温めるワケですから、そこはセンシティブにいきたいところです。
愛用者によると、
・「じんわりと温まって、いい感じ。底冷えする日の勝負アイテムという感じで使ってます」(28歳・広告)
・「生理が近いな、と思ったら使用。生理痛がつらいと仕事にならないので、予防策に…」(31歳・美容師)
中にはこんな使い方をする女性もいました!
・「デートの前に使う。根拠はないけど、冷たいアソコより温めたほうがいい気がするので」(34歳・デパート)
・「感じやすくなるといいなー、という願望からアソコを温めてます。プラシーボ効果かもしれないけど、結構効く気がします」(37歳・アパレル)
タイにもあった!アソコを温める美容法
ちなみに、タイには同じく下半身を温める「ユーファイ」という民間療法があります。
こちらは産後の女性の体のケアを目的としたもので、ハーブのスチームサウナを用い、体を温めることで体内のバランスを整えるのだとか。
産後ケア以外にも、妊活や生理不順改善、冷え性対策、ダイエットなど、様々な効能があると言われています。
国内にも「ユーファイ」を体験できるサロンなどもあるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ところで、「よもぎ蒸し」の話に戻りますが、リサーチしていたら「妊活のためにしている」という主婦の方もいました。
下半身の温活には、冷え対策、生理痛の改善、妊活、そして良いエッチのためにといろいろな効能があるんですね。この冬はみなさんもアソコを温めてみては。想像以上の効果を得られるかもしれませんよ!
(文=天野りり子)