ミランダ・カーも飲んでいるという、アーモンドミルクやココナッツミルク。そう聞くとすごそうだけれど、実際のところ、どんな効果があるのかイマイチわからない…なんて人もいるのでは?
そこで今回は、飲んで良し、お料理にも使える植物性ミルクの魅力をご紹介します。
植物性ミルクのうれしい効果
今年の夏に発売された『太らない体をつくる! スーパーミルク健康法』(小学館)では、3つの植物性ミルク「ライスミルク」「アーモンドミルク」「ココナッツミルク」をスーパーミルクと呼んでいます。
植物性ミルクは、動物性の牛乳と比べると、乳糖やコレステロールを含まないので、下痢になるリスクが低減するそう。また、アレルギー発症率も牛乳より低いと言います。
さらにそれぞれのミルクには、健康や美容面にうれしい効果がたくさんあるんです。
3つのスーパーミルク
[1] ライスミルク
「ライスミルク」はその名の通り、米から作る植物性のミルクのこと。特に玄米で作るのがオススメで、玄米ライスミルクにはビタミンB群やGABA、食物繊維が豊富に含まれます。
ビタミンB群や食物繊維は、太らない体づくりに必須の栄養素。GABAは、ストレス解消に効果があると言われています。これらの栄養素を手軽に摂れるのはありがたいですね。
炊いたご飯と水をミキサーにかけるだけ。水はご飯の5倍量を入れます。お好みで砂糖やえごまオイルなどを入れてもOKです。
[2] アーモンドミルク
海外セレブもこぞって飲んでいる「アーモンドミルク」。こちらには、ビタミンEや食物繊維がたくさん含まれています。ビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジング効果にも期待大。
なお、アーモンドミルクは、中性脂肪やコレステロール値を調整する働きがある、オイレン酸を含有しています。オイレン酸は熱を加えても栄養成分が壊れないので、料理にも使えます。
アーモンドを8時間以上水に浸します。水を切った後、アーモンドに水を加えてミキサーにかけ、こせば完成。
[3]ココナッツミルク
「ココナッツミルク」には、脂肪燃焼に効果的な中鎖脂肪酸が多く含まれています。またココナッツミルクを摂ると、肝臓で脂肪を分解する過程で多くのケトン体が生産されます。ケトン体質になると、食欲が抑制されると言われています。
ココナッツミルクは食生活に取り入れやすく、スムージーやスイーツ、スープなどに使えます。カレーに入れてもおいしいですよね。
肌や髪にも良いので、ヘアパックをしたり、お風呂に入れたり、といった使い方も可能です。
実際にアーモンドミルクを飲んだら…
筆者は3種類の植物性ミルクを飲んでみたところ、アーモンドミルクの味が一番気に入ったので、現在、日々の生活に取り入れています。
飲みやすく、コーヒーの代わりに仕事の合間に飲むのにぴったり。アーモンドの甘みもあり、お腹にもたまる感じがするので、小腹がすいた時に飲むのも◎です。
3ヶ月ちょっと飲んでいますが、食物繊維が豊富だからかお通じが良くなったと感じます。そのお陰かむくみも改善してきた印象。お肌も以前よりハリが出て、乾燥しにくくなった気が。
また、食欲の秋ですが、食べまくっても太ることもなく、むしろ夏よりもマイナス1kg。この調子なら、これからの忘年会シーズンも不安なく乗り切れそうです!
アーモンドミルクは、コンビニやスーパーでも気軽に購入できます。カロリーが気になる人は、カロリーオフのものをチョイスするといいかと思います。
みなさんも、手軽にできて続けられるスーパーミルク健康法、試してみてはいかがでしょうか?