11月19日はボジョレーヌーボーの解禁日ですね。
この時を待ちに待っていた!というコアな人から、飲み会やデートのお誘いの理由にしちゃう人、なんかよくわからないけどお祭り気分でワクワクする、なんて人もいることでしょう。
◆秋の夜長に飲みたくなるお酒は?
普段はワインをあまり口にしない人でも、飲む機会が増えるのがこの時期。日本最大級の料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」が行った「秋の夜長に飲みたくなるお酒は?」というアンケートでは
・ワイン…56.4%
・日本酒…34.2%
・梅酒…25.0%
と、定番のビールや日本酒を上回り、ワインが堂々の1位に!
確かにワインのこっくりとした味わいは、秋の味覚と絶妙にマッチしますよね。
さて、おいしいワインが手に入るとなると、今度はそれを誰と飲むかが大事。
前述の「レシピブログ」のアンケートでは、
Q.この秋「デート」の時に飲むならワイン、日本酒どちらを選びますか?
・ワイン…65.27%
・日本酒…34.73%
Q.この秋「女子会」の時に飲むならワイン、日本酒どちらを選びますか?
・ワイン…80.61%
・日本酒…19.39%
との結果でした。
女子会にワインというイメージには納得!おいしいものをちょっとずついろいろ、お洒落に楽しむのなら、やっぱりワインがぴったりです。
◆ワインが苦手な男性も多い?
対して、デートの時にワインをチョイスする人が若干少なめなのは、男性の好みを反映しているからでしょうか?
「ワインが苦手」という男性は少なくないような…。
もしこの時季、気になる人を飲みに誘うなら、あらかじめどちらが好きかをリサーチしておいて、
ワイン好きの男性なら
「ボジョレーを飲みに行かない?」
ワインが苦手なら
「ボジョレー解禁でワイン系のお店は混んでるから、和食系に行かない?」
と、誘い文句を使い分けるのもいいかもしれませんね。
◆ボジョレーを楽しむなら「席」にも気を配って
ところで、デートでお酒を楽しむ場合、どんなお店をチョイスするかは悩んでも、どういった席を選ぶか、まではあまり考えたことがないのでは?
≪王道の「対面」は意外と…?≫
カフェでもレストランでも、だいたい2人連れ以上だと通されるのが対面席。選択の余地もないくらい王道中の王道ですよね。
でも、テーブルを挟むと、結構距離感がありませんか?
お酒を飲んでリラックスしたとしても、ちょっと寄り添ったりボディタッチ、なんてできないのが対面席。どうにもテーブルとその上に並んだ料理が2人を遠ざけているような感じもします。
テーブルの大きさによっては、相手のパーソナルスペース(相手が自分に近づくことを許せる、心理的な縄張り)にすら入れないので、気持ちを近づけるための助けにはならなそう…。
ただし、男性は自分の正面にいる人には興味を持ちやすいという傾向があるらしいので、そこに一縷の望みをかけるか…といったところでしょうか。
≪カウンターで寄り添って≫
バーなどでよく通されるカウンター席は、対面席に比べるとだいぶ距離が近くなります。
心理学的に見ても、男性は横へのパーソナルスペースが狭い=警戒心が薄いので、ごく自然に物理的な距離を縮めることができるでしょう。
さりげなく寄り添ったり、ボディタッチも意外としやすいので、かなりおすすめです!
ただ、カウンター席の椅子ってなんとなく座りにくくないですか?個人的には、あの椅子のせいであまり落ち着けない気がするんですけど、どうなんでしょう?
≪ソファー席で急接近?≫
ゆったりしたソファー席の利点は、やっぱりくつろぎ感が違うところ。隣に座ることができれば、密着度も高くなりますよね。
が、これはあくまでも隣に座れたらの場合。2人がけの程よいサイズのソファーだったらいいけれど、すごく大きな席に通されることもありますよね?
ファミレスなんかで見るL字型のソファ―なんかはいい例ですが、あれって意外と遠くに座っちゃいませんか?席が大きいのにわざわざ近くに座る、ってのも違和感があるし、相手にも警戒されてしまいそう。
◆男性はどう思ってる?
ちなみに、身近な男性たちに「対面とカウンターとソファー、デートで使うならどれがいい?」と聞いてみると、「どれでもいい、気にしない」「考えたこともない」「座敷がいい」などと、無関心派が過半数を占めるといういろいろな意味で微妙な結果に…。
あくまでも筆者の周りの男性数名の話なのでなんとも言えないのですが、もし他の男性たちも座る席のことまで考えていないとしたら、ですよ?相手に意識させずに、ごく自然に心理的な距離感を縮めることもできるのかも?
というわけで、この秋はカウンター席でボジョレーを楽しむ…みたいなデートがいいんじゃないでしょうか!
もちろんボジョレーだけでなく、日本酒や梅酒もおいしい季節。旬の味覚と共にお酒を楽しんで、秋の深まりと共に愛も深められたらステキですね。
(文=石村佐和子)