今日は13日の金曜日ですね。
厚切り…ではないほうのジェイソンがホッケーマスクをかぶって猟奇殺人を繰り返す日。あの映画の影響で、13日の金曜日は不吉な日と刷り込まれている人も少なくないでしょう。
なぜ13は不吉なイメージ?
よく聞くのが、新約聖書に登場するイエス・キリストの「最後の晩餐」のエピソード。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品で知られる質素な夕食の場面を思い出すと、テーブルを囲む人物はイエスと12弟子の13人。
イエスが「この中の誰かが私を殺すことになる」と言った後、その通りになったため、キリスト教の一部の地域では、13という数字を忌むようになったと言われています。そこから、サタン(悪魔)を13番目の天使と考える人もいるとか。
なお、イエスが磔刑に処せられたのが金曜日だったとの説もあり、13と金曜日が結びついて不吉な日というイメージが生まれたようです。
13は未知の数字?
それ以外にも、13は人間にとって未知の数字だから不吉とされる、と言う人も。理由は、原初の人間が計算できた数は、手指の10+両足の2、合計12であって、それを上回る13は認識できないから畏怖したこと。
また、古代から時間や方位を表す数字は12ヶ月、12方位、12星座などだったので、12よりも1つ多くて素数である13は、その調和を乱す不吉な数と考えられた、とも伝えられています。
13日生まれは幸運な人!?
そんな散々な印象の13ですが、モバイルサイト「1分開運琉球秘術」を監修するシウマ先生の著書『31日占い』によると、実は、13日が誕生日の人は「生まれながらにして成功が約束されている幸運な人」なのだそうです。
その特徴を少しご紹介すると、
・華やかな存在感があり、意識していないのになぜか目立つ
・生まれ持ったスター性があり、まわりを明るく照らす
・常に自然体で、初めての場所でも臆することがない
・やりたいことを自由にやるのびやかな性格
・実力にもチャンスをつかむ運にも恵まれ、夢を実現できる
これを見る限り、不吉なイメージはゼロですね。
時には大胆さが裏目に出て失敗することもあるようですが、その経験を活かして再び前進していけるタイプ。
芸能人でいうと13日生まれの人は、今日がお誕生日の木村拓哉さんをはじめ、
11月13日 木村拓哉さん
12月13日 妻夫木聡さん
1月13日 大島美幸さん
2月13日 南原清隆さん
3月13日 吉永小百合さん
などなど、確かに存在感があり、マイペースなイメージのある方がずらり。
ぴったりの仕事は芸能人!
そして、13日生まれの群を抜いたスター性は、歌手やタレントといった華やかな職業に向いているそうです。
吉永小百合さんも木村拓哉さんも、みなさん、芸能界で長く愛されている理由の一つは、そんなところにあるのかも?
他にはバスガイド、弁護士、華道家も適職。自分が前に出ていくことで注目を集め、多くの人から期待されるということなので、13日生まれの人は臆せず、前へ前へと出ていくと良さそうです。
恋の相手に不自由しないモテモテ人生
普通にしていてもモテるタイプで、集団にいても人目を引くため、知らない人に突然告白されることも。
恋の相手に不自由せず、自分が好きになった相手とうまくいくケース多々あり。気になる相手も憎からず思っている確率が高いので、さっさと告白してOK…。
こうして見ていくと、13日生まれって本当にラッキー!
もしかしたら、そのモテ人生にやっかんだ昔の人が、13日=不吉説を広めたんじゃ?なんて邪推をしたくなってきます。
ですから、13日生まれの方は誕生日が金曜日とぶつかって、「おめでとう。でも不吉だね」なんて冷やかされても、気にする必要は一切ありません。
口では「そうなの~」と言いつつも、陰では「私、生まれながらにラッキーなんで」とほくそ笑んでいただければと思います。
さておき、木村拓哉さん、お誕生日おめでとうございます。
13日生まれは胃の疲れや胃もたれに注意したほうがいいみたいですよ。年末に向けてお酒を飲む機会も増えそうなので、不調を感じたら早めのケアをおすすめします。
もちろん全国の13日生まれのみなさんも。
ちなみにラッキーナンバーは「7」とのこと。覚えやすいし、これまたラッキーな感じがしますね!