恋人にするならどんな人?と聞かれたとき、「年上の男性が好き」と答える女性は多いと思います。
ちょっとくらいのワガママも笑って受け止めてくれたり、時には叱ってくれたり。力強く優しくリードしてくれる人には、安心して甘えられますよね。
このところ大物芸能人の年の差婚が続いたこともあり、今までよりもストライクゾーンを広げてみようかな?と思った女性もいるのでは?
イケてる大人の男はどこにいるの?
かといって、アラサー・アラフォーになると、同世代や自分より年上のお相手の絶対数が少ないんですよね。
周りの男性はほぼ既婚者。独身だと性格がちょっと残念な感じだったり、バツイチだったり。
いや待て、バツイチって別に悪いことじゃありませんよね?もちろん離婚の理由にもよりますけど、バツイチ=問題あり、では決してないのです。
筆者の周りにも離婚経験のある男性が何人かいますが、みんな至って普通のアラフォー。
独身なりの自由奔放なところや趣味に没頭しがちなところはあるけれど、それぞれに誠実。なぜ恋人を作らないのか、再婚しないのか不思議に思うこともあります。
が、本人たちは口を揃えて言うのです。「全くモテない、出会いがない」と。
バツイチだからモテない、と平たく言うのもまた問題なのでしょうが、私たち女性は彼らのような存在を、恋愛対象から外してしまうのは少々惜しい気がするのです。
だって一度は結婚できた、ということは、それなりの魅力の持ち主ってことですから。
ここがイイ!バツイチ男の素敵なところ
もちろん個人差はありますが、未婚で恋愛経験が豊富な人と、恋愛経験はそれほどなくても一度は結婚したことがある人とでは、女性の扱い方が微妙に違います。
◎女性に甘い夢を持っていない
どうしても女性に対して甘い夢や希望を持ってしまいがちな独身男性に比べ、前妻との生活の中で「完璧な人間などいない」ことを嫌というほど体感してきた彼ら。
女性に対して現実的な目を持っていますから、ある意味器が大きいのです。好かれようと無理して飾らなくても大丈夫。とはいえ、最低限の「女らしさ」くらいは必要ですが。
◎自分の欠点を知っている
ただ付き合っているだけなら、「性格が合わなかった」「女性側に問題がある」と破局を相手のせいにしてしがち。でも、様々な責任を伴う結婚生活においては、相手に問題があって別れた場合にも、自分の至らなさを離婚の理由のひとつに挙げる男性は多いのだそうです。
その責任感の強さと、ここに生まれた自省が、思いやりにつながっていることは言うまでもありません。
交際前にチェックすべきこと
さて、そんな優しくて大人なバツイチ男性ですが、チェックすべきポイントも未婚男性とは少々違います。
離婚の理由や子供の有無など、いろいろな面で知っておくべきことはありますが、それ以外のこと…恋愛関係を作るために必要な確認事項を挙げてみました。
◎女嫌いになっている可能性がないか
離婚には結婚するときの何倍ものエネルギーが必要、と言われています。
そこで使い果たしてしまった男性の中には「もう女なんてこりごり」「恋愛すら面倒くさい」と思っている人も少なからずいるそうです。特に、離婚直後はこうした心境である可能性が大きいもの。
そんな時に無理に近づこうとしても、うざがられるだけです。
ただ、時間とともにこうした気持ちは薄れ、また恋愛に前向きになることも考えられます。その時まで静かに、でもすぐ側にいて待っているのも悪くはなさそうです。
◎前妻への思い入れ度
離婚の理由や性格にもよりますが、まだ心の傷が癒えていない場合には、どうしても前妻の価値観にとらわれていたり、自然と結婚していたときの話題が出てきたりします。
また、何かにつけて前妻と比較されている(本人に自覚はほとんどなし)、なんてことも…。
彼に悪気はないのですが、そのために嫌な思いをすることもあるかも。
◎結婚願望を失っていないか
離婚経験のある男性は「チャンスがあればもう一度結婚したい」という人と「もう二度と結婚なんてゴメンだ」という人、真っ二つに分かれるそうです。
問題は、最初から結婚の意志のない後者の男性。ゴールインの可能性がないわけではないのですが、その頑なな気持ちを変化させるまでには少々苦労しそうです。
落ち着いたバツイチ男性に注目!
破れたとはいえ、一度は社会的な責任が伴う関係を築いたことがある男性は、その分だけ人としての厚みを持っているようにも思います。そのうえ、酸いも甘いも噛み分けたアラフォー・アラフィフ男性なら、なおのこと。
同世代で独身、だけどちょっと残念…な男性よりも、ずっと居心地の良い関係を築けるかもしれませんよ。
中には、「バツイチ男性と一度付き合うと、居心地が良くて離れられない」という女性もいるくらいですからね。みなさんも周りの男性をもう一度見なおしてみてはいかがでしょうか?
(※2015年11月02日 13:30 公開記事)