福山ショックが落ち着く間もなく、芸能界は結婚ラッシュ。ぜひともあやかりたいところですね。
ところで、福山雅治さんと吹石一恵さんもそうですが、10歳以上の年齢差なんてもはや当たり前。そしてその多くは男性が年上。それがスタンダードと思いがちですが、周りを見渡してみると、「年上彼女と年下彼氏」のカップルも意外と多いと思いませんか?
時代は年下男子!アラサー、アラフォー女性が好きな男の子の特徴6つ
きっと、それぞれに良し悪しがあるのでしょう。そこで今回は実際に5歳以上年下の彼氏を持つ30~40代の女性に、相手が年下であることによるメリット・デメリットを聞いてみました。
彼は10歳年下。気兼ねない対等な関係が◎
明子さん(40歳・広告代理店)の場合
「30歳の彼と同棲して3年目。この前、元号が平成になったときの話になって、彼は当時3歳だからまったく記憶がないと言われ、ひさしぶりに年の差を感じました。
結婚や出産、仕事の方針など、ライフプランを共有した上で同棲を始めたので、生活上の問題はありません。彼の収入は年齢なりだけど、私も仕事を続けていくつもりなので、今もこれからも補填し合えます。
彼のほうが10年長く働けるのがかえって安心かも。私の“こうしてほしい”を気負いなく言えて、彼もすっと受け入れてくれるので、いたって対等な関係です」
◆メリット:自分の意見に真摯に耳を傾けてくれる/彼の働ける期間が長くて安心
◆デメリット:子どもの頃の話題を共有できない
求めすぎないから鷹揚な気持ちで向き合える、けど…
美紀さん(32歳・陶芸家)の場合
「結婚して3年目、旦那は今27歳です。同世代や年上の男性とも付き合ってきましたが、今の旦那と比べて求めるものが多かった分、期待通りにいかなかったときの落胆は大きかったと思います。今はイライラすることが少ないですね。
ただ、そろそろ妊活を始めたいのに、彼は悠長に構えているところが最近の不満…。転職したばかりだから今は仕事に集中したいみたいで、“30歳くらいでいいんじゃない?”って。
急かしても仕方ないけど、男性が5歳年上くらいだったら、出産に前向きになるタイミングが一致しそうでいいな、と思うことも」
◆メリット:期待通りにいかなくてもあまりイライラしない
◆デメリット:彼が出産に関してのんびり構えてしまう
年の差は関係なし!ただ、周りはどう見るか?
ゆかりさん(33歳・人事)の場合
「居酒屋で仲良くなって付き合い始めた彼が、たまたま6歳下だっただけで、年下を狙ったわけではありません。お酒好きってとこが合ってて楽しいし、私よりよほどしっかりしていて頼りになります。お金の使い方も堅実だし。実年齢と比例しないんだなって思いました。
会社の後輩のように上下関係があると気になるかもしれないけど、まったく異業種(彼は政治家秘書)なので、話も新鮮で面白い。
ただ結婚することになったら彼の両親がどう思うかな、というのは気になります。イヤな点を挙げるなら、そういう周りの目でしょうか」
◆メリット:特になし(年齢差に関係なく趣味が合って頼りになるので)
◆デメリット:周囲(特に彼の親族や友人)の目が気になる
年下彼氏だと結婚にガツガツせず、自然と若くいられる
舞香さん(33歳・家具販売)の場合
「“結婚はいずれ”くらいに考えているので、同年代以上の男性だと結婚のプレッシャーがあって合わないことが多いんです。今の彼は26歳、先を急がず付き合えるのがいいと感じています。
収入はたぶん私のほうが多いけど、年の差があるのでお互いに気にしてなくて、食事は基本的に割り勘。年上の男性と付き合ってた頃はお店選びから会計まで全部お任せだったけど、今は自分で開拓するのが楽しいです。逆に、若い女性と付き合いたがる人のほうが幼い気も…。
彼と並んで年齢差があからさまに出ないよう、体型や服装には自然と気を付けるようになりました」
◆メリット:彼に引きずられて若さを保つことができる
◆デメリット:特になし(あえて言うなら食事が割り勘)
年下男性なら選び放題?目指せ年上彼女!
ちなみに、最新の国勢調査(平成22年)によると、男性の未婚率(全国)は下記の通り。
(1)25~29歳…71.8%
(2)30~34歳…47.3%
(3)35~39歳…35.6%
年齢が上がれば未婚率が下がるのは当然なのかもしれませんが、(2)→(3)がマイナス11.7%なのに対し、(1)→(2)はマイナス24.5%!
今回ご紹介した女性たちと同年代だと、そもそも恋愛対象になる男性の数が少ないんですね。
もし精神的・経済的な余裕を求めるゆえに「男性は年上がいい」と考えているなら、一度、先入観を捨てて年下に目を向けてみても良さそうです。
精神年齢は必ずしも実年齢に比例しないという声も聞かれますし、お金は自分で補填できるかもしれません。
一緒にいて楽しい、趣味が合う、お互いに意見を交わせるなど、スペックには表れない本質的な相性を第一に考えること、それが幸せへの近道なのではないでしょうか。