女性の美しさは、年齢とともに変わっていくもの。ですが、できればいつまでも若くいたい!って思うのが女心ですよね。
年を重ねてもあまりイメージが変わらない芸能人と言えば、永作博美さんや石田ゆり子さん、それにYUKIさん。
また、安室奈美恵さんや深田恭子さん、篠原ともえさんなんかは年々美しくなるように感じます。
頑張っても見た目に差が出る?
もちろん、芸能人は美を保つための猛烈な努力をしているはず。でも、一般の女性だってそれなりに頑張っています。
スキンケアやらダイエットやら、老化を食い止めるための様々な工夫をする日々…なのに、同じ努力をしていても明らかに見た目に差が出ることもありますよね。
今回はそんなエピソードをご紹介しつつ、いつまでも若い女性と老けてしまう女性の違いを探っていこうと思います。
【Case1】:独身を謳歌しているはずなのに
「中学時代の友人の結婚式で、数年ぶりに同級生と再会。みんなそれぞれに年を重ねていたが、独身を謳歌しているはずのR子だけが異様に老けこんで見えた。もともと小柄で童顔な子だから、他の友人もその変わりっぷりに驚いていたみたい。
宴席では“あーあ、みんな幸せでうらやましい”“職場でも周りはどんどん結婚しちゃって”と、痛々しい自虐コメントばかり。場を和ませようとお酒をすすめたら、“自分のペースで飲むから気にしないで”とビールを手酌でゴクゴク。
酔った挙句、“あの頃、みんなに勝てなくて悔しかった”と誰得のカミングアウト。確かに昔から負けず嫌いだったけど…。
この老け具合はこういうネガティブさが原因なんだろうな、と思った」(40歳 保育士 既婚)
【Case2】お局と同い年…やりづらい!
「派遣先のお局さん(既婚・子ナシ)が、自分と同い年だと知った時は驚きました!若作りしてるけど40代後半くらいだろうなと思ってたので…。
彼女はとにかく女王様気質で、何でも自分が一番でないと気が済まない。顔は普通だし、仕事もたいしてできるほうではないのに、とにかく周りの女子を貶めてまで自分を持ち上げようとする。男性社員もそれを知ってるので、敢えて彼女をチヤホヤしてご機嫌を取っている。
でも、そんなことを知らないお客様は容赦ない。特に子どもは正直で、私には『お姉さん』と呼びかけたのに、彼女には『おばさん』と…。その後の私への風当たりの強さと言ったら、もう」(38歳 受付 未婚)
Case1のR子さんとCase2のお局さんの共通点は「負けず嫌い」なところ。
「周りより抜きん出ていたい」と思うことは決して悪いことではないし、モチベーションを維持するにも大切なこと。その気持ちがあるから頑張れる、ということだって大いにあります。
でも、行き過ぎたり方向性を誤ったりすると、それが顔に出てしまうようです。
負けず嫌いの表情グセが老けさせる!
例えば、ライバル心むき出しで周りを見ていると目つきが険しくなるもの。これが続くと眉間にシワが寄りやすくなります。
いつも負けるもんかと歯を食いしばっていたら、口角が下がりほうれい線を際立たせるだけでなく、フェイスラインの崩れにもつながるそうです。
そして、内心の葛藤を隠そうと作り笑いをすれば、なおのこと顔がこわばって、さらなる悪循環…老け顔へまっしぐら!
負けず嫌いを自認する人は(そうでない人も)、表情を若く保つために顔のコリをほぐすマッサージを取り入れるといいかもしれませんね。
血行が良くなって顔色も表情も柔らかくなりそうです。
自然体が大事!
ところで、「奇跡の40代」と言われる平子理沙さんに永作博美さん、石田ゆり子さん…年を重ねてもキレイな人たちは、みなさん、美の秘訣を「無理しないこと」と言っています。
やはりマイペースを保っている人は若く見えるものなのかもしれません。
誰にでも多かれ少なかれ、負けず嫌いな一面はあると思いますが、そこには「人より優れていなければ認めてもらえない」という自己否定が存在します。
若いうちはその想いをバネにガムシャラに頑張るのも良いけれど、年齢を重ねてくるとそれが「卑屈さ」や「気持ちの余裕のなさ」と見られてしまうこともあるでしょう。
外側から自分を磨くことはもちろん大切ですが、あれこれ思い悩むことをやめて、「自分は自分」という内面の落ち着きを身につけたら、心身ともに若さを保ったアラフォーになれるのかも。
心がハッピーになれる生き方で、外見も年齢よりも若く見られるなんて、素敵な年齢の重ね方だと思いませんか?