子どもの頃、男の子からいじわるされたり、いたずらを仕掛けられたことってありませんか?大人になってから聞いてみると、「実はあの頃、キミのことが好きでさ~」なんて話、よく聞きますよね。気になる子にはちょっかいをかけちゃう。でも、男子にとってこれって永遠に変わらないものみたいですよ。
男脳って合理的で、しかも同時進行で物事をこなせません。目的(好きだと伝えたい、興味を持ってもらいたい)があれば、ストレートに行動に出ます。やたら「好き好き」と言い出したり、何かとそばに寄ってきたり、連絡が頻繁になったりするのです。アマノジャクなタイプなら、態度が気持ちを裏腹になるので、やけに冷たくなったりする場合もあるかも。
ただし、恋愛関係が成立すると、愛情表現は変化することになります。男脳は恋人同士になったことで、「好きだと伝わった」「興味を持たれた」と目的を達成したと考えるわけですね。だから「好き好き」言わなくなるし、連絡の頻度も落ちていく。
こうした目的達成後の態度の変化が、女子の心を不安にさせているのは想像に難くありません。
では、恋愛関係となった後は、どんな愛情表現を心がけているのか。そこのところを男子たちに聞いてみました。
・「誕生日とかクリスマス、あとホワイトデーにプレゼントを渡している」(30歳:公務員)
・「特に何も心がけていない。毎週デートしているから、それで十分だと思う」(27歳:自営業)
・「守ってあげたいとは思ってるかな。頼み事とか聞いてあげてるし」(24歳:会社員)
・「出張先のお土産とか、誕生日プレゼント。あと、高い店で食事したり。けっこうお金をかけてますよ」(34歳:営業職)
このあたりが代表的な回答でした。要するに、「何かをしてあげる」ことが愛情表現だと思っているんですね。でも、これじゃあ、確かに女子としてはちょっと満足できないかもしれないですね。義務的にやってるみたいに感じるだろうし。
でもですね、先も言いましたが、「男脳は目的があればストレートに行動に出る」んですよ。愛されているのかどうか確認したいなら、ちょっとした頼み事(女子では持ち上がらないものを運んでもらうとか)をしてみましょう。明確な目的(彼女を助ける)を与えることで、男子は「しょうがない、いっちょやったるか!」と行動に出やすくなるというわけ。愛してくれていて、しかも簡単なことなら、やってくれる可能性が高いはずです。
やってもらったら「ありがとう! すごい! さすが!」なんて感謝と褒めの言葉を与えてください。
目的を達成した充実感にプラスして、「自分が役立っている」というプライドをくすぐられる感覚。これ、男脳の好物なんですね。慣れてくると、それらを求めて自分から積極的にあなたのためになることをしようとするかもしれません。
こうしてみると、男子ってすごくイヌっぽくないですか?しつけをしっかりやれば、愛情も深まるし、表現も豊かになる。しかも忠実になって、浮気なんかの心配も減りそう!
(文=総合占術研究家 橘のえる)
こちらもおすすめ