全ての恋の始まりは、人が人を好きになること。
出会った瞬間にビビビと来て両思いになれたら最高だけど、なかなかそうもいかないから、片思いとか、相手の気持ちがわからないとか、苦しくて切ない状況が生まれるんですよね…。
少しでも相手との距離感を縮めたい!
そんなとき、先に好きになったほうは相手に想いを伝えなくちゃいけないわけですが、女性から告白するのってちょっと気が引ける…という人も少なくないでしょう。
そこで、モバイルサイト『男子脳×女子脳』が人気の脳科学者・塩田久嗣先生に伺った、効果的に「相手との距離感を縮める方法」をご紹介します。
相性の良さをアピールするには?
まずは、気になる男性にさりげなく自分を印象づけたいとき。
男性は感性が合う相手に好感を持つそうです。それは、笑いのツボが合う、映画を見ていて同じところで感動する、といったシンプルなこと。
相性の良さをアピールするには、彼がジョークを言ったら、タイミング良く反応することが大切です。
SNSなどを見て、普段、彼がどういったテレビ番組や映画、本を好み、どんなところに笑ったり感動したりするのかをチェックしておくといいですね。
或いは、10代の頃に聴いていた音楽や読んでいた漫画、好きなジブリ映画など、あたりさわりのない会話から相手の好みを把握するのもおすすめです。
感性が合うかどうかを判断する方法
とはいえ、彼の好みを全て知るのは難しいし、自分がそれに合わせるのも大変ですよね。
そう感じたら、彼の「嫌いなもの」を探ってみましょう。
好きなものが同じだと関係が上手くいきやすい、というのは容易にイメージできるかと思います。でも、実は感性の相性の中では、好きなものよりも嫌いなものが一致しているほうが上手くいきやすいと言われているのです。
また、好きなものに関しては嘘をついたり(オタク趣味を隠すために一般的な漫画が好きと言うなど…)、相手に合わせて適当なことを言ったりする場合もありますが、嫌いなものを伝える際は、人は本音で話すので、お互いの距離が縮まるという効果もあるのだとか。
例えば飲み会などでメニューを決めるときに「苦手な食べ物はありますか?」と聞いてみるといいでしょう。
嫌いなものが同じだったら感性が似ているということになりますし、違ったとしても、本音を言う空気を作れるので、ぐっと距離感が近づきます。
メールやLINEでしょっちゅう連絡を取り合ったり、2人だけで食事に行くようになったりしたら、あとはこっちのもの。
一先ず、この3つを念頭に行動してみてくださいね!
・男性は感性が合う相手に好感を持つ
・嫌いなものが一致している=感性が合う
・苦手なものの話をすると距離が縮まる
(※ 2015年9月29日 14:00 公開記事)
監修者紹介
塩田久嗣(しおたひさし)
1962年香川県生まれ
京都大学卒業
ブレインサイエンス・ラボラトリー所長 脳と心の研究を続け、特に情動脳の分野においてはこれまでの脳の常識を覆す『感情量』の概念を打ち出すなど、今高い注目を浴びている気鋭の脳科学者。また 研究の傍ら、専門の脳科学をベースに各界の著名人(アスリート、タレント、アーティスト、俳優、モデル、文化人など)や学生などに能力開発やメンタルケア を行い、高い実績を挙げている。