誰しも素敵な出会いは欲しいはず。でも合コンやお見合いパーティーなど、積極的に出会いを求めるイベントに参加するのはちょっと…という人も多くいます。
確かに、周りが初対面の人ばかりだと、緊張して肩に力が入ってしまいますよね(少なくとも私は)。どうにか素敵な人と、無理をしない自然な出会い方をしたいものです。
そんなときは、あくまでも自分が楽しむのがメインで、ついでに良い出会いもあれば嬉しいな…というゆるーいスタンスで活動するのも良いですね。お料理教室、読書会、利き酒会など、趣味のサークル的な活動に参加する男女が多いのも頷けます。
毎回ほぼ同じメンバーなので、会う回数を重ねるうちに自然と仲良くなれますし、恋に発展しなくても友だちが増えるというメリットもあります。同性の友達も多くできそうなのも嬉しいですよね。
上で書いたような出会い方は、無理こそしていないものの「自然な出会い方」かどうかと考えると、ちょっと微妙なところ。
自然な出会い方といえば、図書館で同じ本を借りようとして手が触れ合ってしまったりとか。あと買い物帰り、袋が破れて散らばってしまったオレンジを一緒に拾い集めてくれた人と結ばれるとか…。なんだか少女マンガにどっぷり影響された設定ですみません。
オレンジばら撒きも悪くはないのですが、現実にはもうちょっと大きなスケールで、思わぬ出会いが待っていることがあるようです。そして、もうこれは運命で決まっていたのでは? と思いたくなるくらい、ドラマチックに展開していくみたいですよ。
実際にあったそんなエピソードを2つご紹介します。
友人と参加したパックツアーで、中高年の女性グループと親しくなり、写真を一緒に撮りました。現像できたら送るから、とおっしゃるので、同じ女性だし、と特に警戒することもなく住所とメールアドレスを教えました。するとその女性と私は、なんと同じ町内に住んでいたことが判明!
後日、写真ができたから渡したい、とおっしゃるので、指定された待ち合わせ場所に行くと、その女性と一緒に息子と思われる男性がいました。あろうことか、私は彼に一目ぼれしてしまったのです。何なんでしょう、この偶然の連続。ちなみにこの女性、現在は私の義母です♪ 旅先で私と話したとき、「この子はいい! ぜひうちの息子に!」と思ったのだそう。夫より先に、義母と運命の出会いをしてしまいました(笑)
スイーツが大好きで、話題のお店は必ずチェックしていた私。そのときも、オープンしたての洋菓子店の行列に並んでいました。…が、とにかく待ち時間が長い!
あまりの長さに、後ろに並んでいた男性と苦笑しつつ「ずいぶん待ちますね~」などと話をするうちに、どちらからともなく「どこかでお茶でもして、時間ずらしてもう一度来ませんか?」とお茶をしたのがきっかけ。その後トントン拍子につきあうことになり、本人たちが一番びっくりしています。
このような夢みたいな話が自分のすぐそばまで来ている…と考えると、ワクワクしてきますよね。
まぁ、全てきっかけはほんの些細なことなので、普段は見逃してしまうことが多いのかもしれません。でも、その小さなきっかけを見逃すまいと目をかっ開いて必死になってしまうのは、ナチュラル志向の出会い探しとはちょっと違うのかも…。それに、疲れちゃいそうですし。
あくまでも、道端に咲く野の花に気づく、くらいのさりげなさで待っていたら、案外運命の方から勝手に近づいてきてくれるものなのかもしれません。
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