「いやー、お前だから言えるけど~」
「お前を女として見ていないわけじゃないよ!でもさ~」
なんて言葉をよく言われます。でも…何なのさ?と思いつつ苦笑いしながら聞く、男友達からの恋愛相談。
いやね別にいいんですけど、「完全に恋愛対象から外されてるな」と実感する時でもあります。身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。
冒頭で書いたような恋愛相談を受けるうちに、やがて恋愛関係に変化していく…なんて話もよく聞きますが、雰囲気的にはそんな可能性を真っ向から否定されている気がします。
コイツの中での私は、オカンか妹(あるいは姉ちゃん)と同じレベルなんだろうなぁ、などと改めて思うのです。
そのように、男性から一度「身内フィルター」をかけられてしまうと中々恋愛対象に昇格しないもの。居心地がいい人、距離感が近づきすぎた人は恋愛感情を抱かれにくいんですね。
まずここまでで紹介したような、「そもそも恋愛対象から外れてしまう属性」というのがあります。たとえば幼馴染。子供の頃からのウン十年のつきあいを経て、当たり前のように結婚…という感動的な話も聞かないではないのですが、兄妹のように育ってしまったがために、お互いにもはや異性として考えられない、という人が意外と多いです。
また「なんとなく違う」。これはお互い様ですが、言われてしまうと身も蓋もなくなってしまいますよね。自分にも相手にも非がないのが悲しいところ。ここは人智を超えた力が働いていると考えたほうが、精神衛生上よさそうです。
そして悲しいかな、年齢や性格が「ストライクゾーンから完全に外れている」というのも、恋愛には発展しがたいパターンの一つのようです。確かに、好きになった相手が熟女マニアだったら、絶対勝ち目ないじゃーん、とへこみそうです。
ところで、男性が恋愛対象であるかそうでないかを判断する基準やタイミングというのは、いったいどこにあるのでしょうか。一般的によく言われるのが、「頼られたい願望をほどよく満たす女性に好意を持つ」というもの。「瓶の蓋が固くて開けられないのでお願いしてもいいですか?」といった、ちょっとしたことで頼られると、キュンとくるそうです。
なんでも自分でできちゃう女性も頼りがいがあっていいけれど、やっぱりプライドをくすぐられたい男性諸氏。個人的には「ケッ、どいつもこいつも何言ってやがる」と腹の中で毒づいてしまうパターンですが、ここは瓶の蓋開けて作戦がもっとも有効な気がします。
「尊敬されると一気に心が傾く」というのも定説ですね。とくに仕事を褒められたり、趣味のこだわりや将来の夢などに理解を示されると、嫁候補として一気にレベルアップが可能になるそう。
ただ、「すごーい」を連呼するだけだと、ちょっと足りない子だと思われてしまうおそれもあり、ある程度のテクニックが必要と思われます。
また、「ボディタッチされた時」も心が傾きやすいです。カラダの距離は心の距離に比例するんでしょうか?
「転びそうになった同僚が思わず自分の腕を掴んできた時ドキッとした」なんて話もあり、聞いているこっちまでドキドキしてしまいます。これもあくまでもさりげなくが基本のようですが、肩をポンと叩いて挨拶するくらいなら、私にだってできそうです。
最終的には色気で、目指せ恋愛対象への昇格!(…いや、根本的に無理な気がしてならないですね)
余談ですが、冒頭で紹介した男友達に「もし私が、アンタのことを恋愛対象として見ていたらどうする?」とまったくの興味本位で聞いてみたかったのですが、変な空気になっても嫌なので聞けませんでした。
発展を望まない関係ってのも、なかなか居心地がいいものです。
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