ときどき思うのです。世の中にはなんて多くの、恋愛にまつわる情報が溢れているのだろうと。本屋さんの一角を占める恋愛指南本のコーナー。電車に乗れば、結婚相談所やマッチングサービスのポスター。テレビでは芸能人が生放送中にプロポーズしたり、モデルや女芸人が過去の恋愛体験を暴露したり…。
結局のところ恋愛における勝ち組、いわゆる「モテる女性」ってどんな人なのでしょうか。
恋の勝ち組たちによるハウツー本には、興味深いことがたくさん書かれています。男性受けのいいメイクや服装、しぐさ、メールの書き方などなど…
・上目づかい (なるほど)
・天然を装う (ほー)
・ミラーリング (あ、英語だ)
・ボディタッチ (ちょっとハードル高い?)
…なんて、どれもこれも本当に勉強になりますね。
だけど、ここでもまた思うのです。それは、いわゆる「小手先のテクニック」なのではないかしらと。小手先のテク…略して「小テク」に釣られるような男なんて、たいした輩じゃないのでは?とも。見た目は立派でも中身はスカスカの毛ガニ。みたいな。
1位 男性の服の裾をちょっと引っ張る
2位 寝起きに猫のような手で目をこする
3位 寒い日にセーターの袖に手を半分隠している
ある調査によると、男性が「かわいい」と感じる女性の行動は上記の3つだったそうです。
どれも手軽にできそうだし、女性から見てもそれなりにかわいい感じはしますね。ただ注意しなければならないのは、「わざと」だとわかっていながら、だまされたふりをしている男性が意外と多いかもしれないということ。
例えばの話。みなさん、男性の前でこんなことやっていませんか?
・髪の毛をクルクルいじる
・あごに手を当てて「うーん」と言いながら首をかしげる
・胸元が開いた服のとき、谷間が見えるように前屈みになる
無意識のうちにやりがちな「髪の毛クルクル」は、男性からは「不潔っぽい」と不評。「あご手」は、かわいい子がやればかわいいはずなのに、「キモい」の一言でバッサリ切る人もいます。そして、普通に考えて喜ぶだろうと思える「谷間見せ」に対しては、「何アピールしてんの?」とか「はしたない!」なんて厳しいご意見が…。
そういうことが、違和感なくできる女性がやる分には許せるけれど、多少なりとも無理がある場合、「あー、やってるやってる」と感じるのは、男性も同じだったみたいですね。
結論というわけでもありませんが。考えるに、本当にモテる女性というのは、自分の内面をよく知っている人ではないでしょうか。自分の魅力も弱さも知り尽くし、それを認めたうえで肯定している大人の女性。そういう人は、他人の痛みにも敏感で、愛し愛されることが上手なはずです。
「愛される女性」になるためには、何よりもまず、自分を「受け入れる」、そして「好きになる」ことが大切なのかもしれません。
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