会社やお店など組織で働いていると、新人さんが入った場合の歓迎会、お世話になった方との送別会などなど、何かと親睦する機会があるでしょう。その席で思わぬ人と仲良くなったり?というわけで今回は、職場恋愛にまつわるあれこれを検証していきます。
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仕事の片手間に恋愛(その反対も!?)、なんてことは決してありませんが、老若男女が集い、一日の大半を過ごす職場。確かに、ごく自然な出会いの場の一つではありますよね。
しかし中には「仕事しろ、仕事!」とおっかない顔でおっしゃる方々もいらっしゃることでしょう。仕事と恋愛は別なんだから、と。
そう、仕事と恋愛は別。だからこそ、会社が出会いの場であったっていいんじゃないか、と思うのです。会社と家の往復になりがちな働く男女にとって、やはり身近な存在である同僚や先輩後輩。仲間意識が恋心に発展したって、ちっともおかしいことではありません。
とはいえ、「失敗したときのことを考えただけで躊躇する」「会社の雰囲気が良すぎるせいか、いい感じになってもすぐに家族化してしまう」など、毎日顔を合わせるがゆえに、アプローチに踏み切れない、という意見も。
確かに、一方的に好きになって猛アタックした挙句、こっぴどくふられたりしたら…ああ考えただけで恐ろしい。ともかく、翌日から合わせる顔がなくなっちゃうのだけは避けたいもの。それとなく彼の気持ちを探って、好感触を得てから行動に出たいものです。
そこで、脈のある・なしをいち早くキャッチし、単なる「職場の人」から恋愛対象に昇格するために重要なポイントを考察してみました。
よく、「何度も目が合う」などの『視線』に関する脈ありサインが言われていますが、これって実は個人差があり非常に見極めにくいもの。確かに、人間は興味のある対象を見ると反射的に瞳孔が開く、と言われてはいますが、そんなのよほど近くまで行かないと確認できないですし。
そこで試してみてほしいのが、「パーソナルエリア」。アメリカの文化人類学者E・ホールは、人間が感じる「他人に近づかれると不快に感じる空間」を研究し、4つのエリアに分類しました。
いわゆる「職場の人」が入れるエリアは「社会距離」と呼ばれ、120~210cm程度。身体的な接触はできないけれど共同の作業をする上では適度な距離、なのだそうです。集中して仕事するならば、ある程度の距離が必要といえます。
一方で、友人までなら「個体距離」といわれる75~120㎝まで進入が可能といわれています。まずは徐々にでも良いので、意中の人がいれば、この距離まで近づいてみましょう。体の向きを変えられたり、あからさまに後ずさりされたりしたら、潔く気持ちを切り替えたほうが良さそうです。
もし既に、互いにボディタッチしあうくらい親しくなれているのであれば、「密接距離」15~45㎝までチャレンジしてみて。これで引かれなければ、かなりの脈ありとみてよいのではないでしょうか。会社で15cmまで近づくと周りにも特別な関係と疑われてしまうので、試す場合は、飲み会の席など、くだけても大丈夫な場面で挑戦してみてください。
一般的に、女性よりも男性の方がパーソナルエリアが広く、また、女性が円形であるのに対して男性は前に長い卵形であるのも特徴なんだとか。それゆえ、男性は真正面に立たれると警戒しやすいのだそうです。近づく際には、斜め前とか横から話しかけたりすると親しみを持ってもらえそうですね。
このパーソナルエリア、もちろん個人差もありますので一概に、とは言えない部分もありますが、視線や手足の動きも視野に入れながら、試してみる価値は大いにありそうですよ。
逆に、自分の好意をさりげなく伝える手段としても使えるので、おすすめです!
ただ、職場で必要以上に近づきすぎるのも何だか変ですし、周りの人も「どうしたんだ?」といぶかしがりますので、密かにチャンスを狙いながら、注意深く近づいてみてください!
耳タコだとは思いますが、社内恋愛には社会的な暗黙のルールがあり、普通の恋愛以上に感情のコントロールが必要な部分も多々あることでしょう。
それでも、いちばん身近な環境で大好きな人と出会い、結ばれたらこんなラッキーなことはありません。少しでもチャンスがあるのなら、思いきって賭けに出る価値は大いにありそうです!
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