秋は結婚式のベストシーズン。このシルバーウィーク中に、結婚式にお呼ばれ、という人も多いのではないでしょうか。
幸せいっぱいの新郎新婦を見ていると、「私も結婚したーい」という気持ちがムクムク湧いてきたり…?
指輪にまつわる夢のお話
ところで、結婚といえば「指輪」。
左手の薬指にキラリと光るアレは、いかにも愛されている女性の証!って感じがして憧れてしまいますよね。
花束もうれしいし、ピアスやネックレスをもらうのもうれしいけれど、指輪ってやっぱり特別なもの。
結婚するかどうかは別として、好きな人から指輪を贈られるのは全女性の夢、と言っても過言ではないんじゃないかと思います。
そこで今回は、精神科医の香山リカさんが監修するモバイルサイト『香山リカ深層心理学』より、指輪にまつわる夢(ただし、夜見るほうの…)についてのお話を少しだけご紹介します。
指輪の夢
結婚や永遠に離れることのない結び付きの象徴です。彼からのプロポーズを期待する気持ちの表れ。
指輪を失くしてしまう夢は、女性としての魅力に自信を失っている状態を示します。自分が女性らしさを見失っているのではないか、という不安。
ステディリングや婚約指輪を失くす場合は、彼との恋に終わりを予感していたり、結婚の破局、取りやめなどを暗示します。その彼と結婚まではするつもりがないことを意味しています。
プロポーズの期待であって予兆ではないのが残念…。失くす夢を見たときは、自分自身の気持ちを改めて整理したほうが良さそうです。
真珠の夢
真珠が夢に現れたとき、それはあなたがつらく厳しい現実にさらされていても、純粋な心を失っていない、と自分に言い聞かせている状態です。
真珠は、女性の心と体の純潔、また美しく成熟した人間性を象徴します。形がゆがんでしまっている場合は、自分の魅力に自信を失っていることを示します。
自分の純潔を貫こうとして、彼との関係の進展に少し頑なになりすぎているのかも。スキンシップすら嫌がる自分を情けなく思っているようです。
真珠の指輪の夢だったら、彼への純粋な気持ちの意味でしょうか。結婚したいけれど、心のどこかで迷っている…という場合もあるかもしれませんね。
ダイヤモンドの夢
自分の人生の中で、最高に価値のあるものを示します。多くは結婚や婚約であったり、また自分の信念や強い意志を暗示していることもあります。
ただ、夢の中であまりにたくさん持っているようだと、逆に「価値がない」という意味になることも。またそのダイヤモンドが偽物だったり、傷ものだったりする場合は、心の奥深くにあるあなたのコンプレックスを象徴するものになります。とても大事な心の中のものが、傷つけられたと感じているのでしょう。
ダイヤモンド自体に結婚や婚約の暗示があるので、それに加えて指輪が登場する夢を見たら、何か素敵なことが起こるかも!?
ちなみに見たい夢を見るには、その内容を連想させる写真などを見てから眠るといいと言われています。
なので、彼にプロポーズされる夢を見たい!なんてときには、ダイヤモンドの指輪の画像をじっくり眺めるといいかも。そういうシーンが登場する映画を観るのもいいでしょう。
その夢が正夢になることを信じつつ…試してみてはいかがですか?
監修者紹介
香山リカ(かやまりか)
1960年7月1日北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒。学生時代より雑誌等に寄稿。その後も臨床経験を生かして、各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍し、現代人の“心の病”について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持つ。朝日新聞、北海道新聞、毎日中学生新聞ほか、連載多数。