ある程度お付き合いが進むと、結婚を意識しますよね。それなのに、彼はなかなかプロポーズしてくれない…。彼の気持ちがわからなくて不安や焦りを感じる女性は多いのではないでしょうか。そこで、結婚に関する男性心理や結婚したいサイン、結婚を意識させるポイント、タイミングについてじっくり考えていきます。
【もくじ】
- ★彼氏と結婚したいけど、彼の気持ちは?
- ★プロポーズしてこない男性の心理は?
- ★彼氏が結婚したいときに見せるサイン
- ★煮え切らない彼に結婚を決意させるには
- ★彼に結婚を意識させたいタイミング
- ◎彼の気持ちがわからない
- ◎2020年、多くの男性が結婚に前向きに
- ◎交際期間が短い、あるいは長いため
- ◎仕事やプライベートに不安があるから
- ◎そもそもあなたと結婚を考えていない
- ◎将来に関する話題が増える
- ◎友達の結婚の話をする、家族や友達に紹介する
- ◎子どもにまつわる話題が増える
- ◎2人の将来について話をする
- ◎プロポーズの期限を決めて催促する
- ◎あなたから逆プロポーズしてみる
- ◎ずっと一緒にいたい気持ちを素直に伝える
- ◎出産、育児を見据えた年齢=適齢期
- ◎彼や自分の転職やプライベートの転機
- ◎交際期間
彼氏と結婚したいけど、彼の気持ちは?
◎彼の気持ちがわからない
「私はできれば今すぐ結婚したいけど、彼氏はどう思っているんだろう?」そう考えると、いてもたってもいられなくなったりしますよね。でも、本人に聞いても、ちゃんと答えてくれなさそうだし……なんて悩んでいませんか?
そんなときに役に立つのが、男心がわかるアンケート調査やインタビュー。特にアンケートには、何十人、何百人もの男性たちの本音が詰まっているので、読み解くと「なるほど!」と納得できる部分が多いもの。
例えば、結婚相手紹介サービスを手がける株式会社オーネットが、今年「コロナ禍における20代30代独身男女の結婚に関する意識調査」を行ったそうです。すると、実に31.5%の男性が「結婚に対する意識が高まった」と回答したとか。
◎2020年、多くの男性が結婚に前向きに
女性は41.3%で男性より多いものの、あわせて36.4%もの男女がコロナ禍による影響から意識が高まったという回答結果になりました。理由としては、1人でいることの孤独や不安をより強く感じて、強いつながりを求める気持ちに結びついたようです。このような状況下でも、むしろこのような世情だからこそ、結婚に前向きになっている様子がうかがえますね。
果たして、あなたの彼氏も同じように「結婚」という結びつきを求めているのでしょうか?某SNSの恋愛相談コミュニティーを管理運営し、年間2千人以上の方の恋愛相談を受けていた筆者と一緒に考えてみませんか?
プロポーズしてこない男性の心理は?
そもそも、結婚する気があるならどうしてプロポーズしてこないのでしょうか?そんな男性の心理として、おおまかに3つのパターンがあります。
[1] 交際期間が短い、あるいは長いため
交際期間0日婚をする人もいるでしょうが、だいたいの男性はお互いを知ってから結婚したい、と考えるもの。また一方で、交際期間が長すぎても、そばにいるのが当たり前になって、結婚に踏み込む理由を見失うことがあります。その結果、あなたとしては「今結婚したい」と思っているのに彼は「まだ」と考え、タイミングにズレが生じてしまうのです。
[2] 仕事やプライベートに不安があるから
仕事が忙しくて気持ちに余裕がなかったり、家族を持つにはもっと安定したいと思っていたりして「今はまだ結婚のタイミングじゃない」と考えているパターンになります。「ずっと一緒にいたい」という真剣な気持ちがあるにはありますが、言葉にはしてくれないんですよね。
それは、男性側に「言わなくてもわかってくれる」という甘えがあるから。結果、女性のほうが彼の気持ちが見えずに不安になってしまいます。
[3] そもそもあなたと結婚を考えていない
まだ結婚して家庭に縛られたくないけれど、1人にもなりたくない。それでのらりくらりと結婚をさけ、恋人状態をキープしているのです。
[3]の場合、その気がないので結婚に進むのは難しいでしょう。彼の心理が[1]か[2]のいずれかならば、結婚のチャンスは十分にあります。
彼氏が結婚したいときに見せるサイン
◎将来に関する話題が増える
プロポーズしてこない=結婚したくない、とは限りません。男性は、大なり小なり「一人前の男として世間に認められたい」という願望を持っています。
一般的に男性は女性より「社会の一員である」との自覚が強く、世間に「一人前」として認められたい願望も強い生き物です。この「認められたい」という気持ちを、心理学では「承認欲求」と言います。このような欲求が強いからこそ、仕事などで評価されることを求めるのです。
一日も早く「一人前」になれるため「将来はこうしよう」と計画を立てている男性も少なくありません。自分の中でその計画の見通しがつき、今後について話せるときがきたら、パートナーに“今”ではなく“数ヶ月後”“数年後”の話をするようになるでしょう。
◎友達の結婚の話をする、家族や友達に紹介する
男性社会においては、仕事だけでなく家族を持っていることが「一人前」のステータスになります。そのため、一定の年齢になると、男性も大人として認められるべく「家庭」を求めるようになるのです。
ですから、友達の結婚に関する話題が増えたり、家族や友人に紹介してくれたりといった傾向が見えたら、彼の中で「認められたい欲求」が高まっているサインかもしれません。
◎子どもにまつわる話題が増える
また、人間も動物なので、自分の遺伝子を残したいと願うもの。子どもが欲しいと思うときは、すなわち結婚に前向きになっているとき。彼との会話で「将来」や「子ども」に関する話題が増えたときはチャンス。「家庭」を持つこと前提の言動が見られたら、それは「男性の結婚サイン」の可能性が高いのです。
こういうサインを見逃さずにさりげなく刺激すれば、煮え切らない彼をその気にさせることができるかもしれません。
煮え切らない彼に結婚を決意させるには
彼には結婚の意思があると感じるし、自分も結婚したい。そのような状況で、どうしたら彼に結婚を決意させられるでしょうか。
◎2人の将来について話をする
「結婚したらどんな暮らしをしたいか」「子どもは何人欲しいか」といったことを、さりげなく聞いてみましょう。このとき、彼がリラックスして話せるように、自然な会話の流れで尋ねるのがベスト。将来の話を通してお互いの価値観が見えてくるし、彼が安心して結婚に向き合えるようになるかもしれません。
◎プロポーズの期限を決めて催促する
彼が「いつかは結婚したい」と言いつつズルズルしているようなら、勇気を持って期限を決めるのも手。期限が過ぎても煮え切らないなら「結婚する気がないのだ」と見切りをつけましょう。
◎あなたから逆プロポーズしてみる
いつ結婚してもいいけれど、「きっかけ」がなくて煮え切らないでいる、というケースもあります。決断力が足りない男性にありがちですね。彼がそういうタイプなら、あなたからプロポーズして「きっかけ」を作りましょう。両親への挨拶や式場選びなどを積極的にすすめていけば、案外トントン拍子に事が進むかもしれません。
◎ずっと一緒にいたい気持ちを素直に伝える
男性も「彼女はずっとこの先も一緒にいてくれるのだろうか」と不安になっていることがあります。今、お互い好きでいても、将来を考えるほど真剣なものかどうか……あなたの本心がわからなくて決断できないでいるんですね。
そんな彼の背中を押すのは「ずっと一緒にいたい」というピュアな気持ち。今後どんなことがあっても2人で乗り越えていく、という覚悟があることを伝えれば、彼は安心して結婚に乗り出せるかもしれません。
一番NGなのは「ちゃんと考えてる?」と彼を責めるような態度を取ること。キツい態度は前向きな気持ちを萎えさせてしまうので、気をつけましょう。そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、彼が置かれている状況への「思いやり」です。
人間、余裕がないときに人生の決断を迫られても、正常な判断はできません。もし彼が何らかの理由で大変そうなときは、一旦、結婚のことは脇に置き、彼を支えることに徹しましょう。そういう「思いやり」を見せられることが、結果的に結婚を引き寄せるのです。
彼に結婚を意識させたいタイミング
彼に結婚を意識させる方法はわかったけれど、なかなか行動に移せないという方もいるかもしれません。そんなときは、女性にとって最適のタイミングに合わせて行動してみるのがおすすめです。
女性が「彼に結婚を意識させたいタイミング」は、だいたいは次の3つになります。
◎出産、育児を見据えた年齢=適齢期
出産、育児を見据えて、子どもを生むことを考えたら「そろそろ……」と思ったとき。それが多くの女性にとって「結婚適齢期」と言えるでしょう。周囲からのプレッシャーもあって、焦りたくなくても焦りやすくなるときです。
◎彼や自分の転職やプライベートの転機
引っ越しや転職など、大きな環境の変化はいいきっかけになります。特に、住んでいるマンションなどの更新の時期が来たとき。「これを機に結婚を」と考える女性は多いでしょう。
◎交際期間
交際期間が1年未満だと、まだお互いを知るので精一杯で結婚まで意識が至らないかもしれません。でも2年……3年……となると「ケジメをつけたい」と思うものです。
このように女性は「適齢期」「環境の変化」「相手の人間性の把握」といったきっかけで結婚を意識します。それは同時に、彼に結婚を意識してもらいたいタイミング。ただ、必ずしもお互いのタイミングがリンクするとは限らないのが悩ましいところですね。
結婚を意識する上で忘れてはいけないのは、「一緒に築く生活」を2人で思い描き、現実的な計画を立てられるかどうか、という点です。
また、経済力も重要な課題になります。
今は共働きが当たり前の時代。でも女性の場合、どうしても妊娠したら経済的な状況が変わってきます。いろいろなチェックを重ねて、とにかく具体的にシミュレーションをしましょう。そうすれば必然的に「2人にとってのタイミング」が見えてきますよ。