昔から、花言葉に代表されるように、私たちは花にも占いやおまじないの余地を見出してきました。たとえば室内に緑鮮やかな観葉植物を置くだけで、気の流れがよくなるという風水的な話もありますよね。
こういう言い伝えって、実は探せば山のようにあります。今回は、恋愛を成就させるという、植物の意外な活用法とも言える簡単なおまじないを紹介しましょう。
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恋の願いを叶えるひまわり
突然ですが、みなさんはひまわりの花に対して、どういう思いを抱いていますか?僕は「近づいてよく見ると真ん中が気持ち悪い」と感じちゃうのですが、世間的には明るいイメージの花として認知されていますよね。
ひまわりは陽の印象を持つ、縁起のいい植物です。花びらも黄色で、見ていると元気をもらえますし。
そのひまわりを使ったおまじないがあるのですけど、方法は超簡単です。必要なのは種。ひまわりの種は花弁にびっしり詰まっていますが、これはほどなくすると自然にポロポロと落ちていきます。その、地面に落ちた種を拾いましょう。
そして、種を手のひらでギュッと握って、自分の恋愛成就を強く念じてください。この際、種を握るのは利き腕ではないほうの手にします。右利きなら左手、左利きなら右手を使うということですね。
後はその種を、どこかに植えるなり食べるなりして処分しましょう。やることはこれだけです。
実際、強く念じて成就した例も
方法を説明するだけだとアレなので、体験談めいたものも紹介しておきますね。
高校生の頃、ものすごくかわいい下級生A子ちゃんがいたのですが、A子ちゃんの周りの友達もみんな、わりとかわいくて。それぐらいの年代の男って、とにかく女の子に対して強い執着を見せるんですよね。
A子ちゃんにちょこちょこ話しかけたり、アタックしたりしたけど、もうライバルが多すぎて全然ダメ。「マジで整形したろかな」って思うぐらいの無力感に苛まれる日々でした。
そんなとき、苦し紛れにこのひまわりのおまじないを試してみたんです。1日、2日、3日とやって、とにかく、ものすごい集中力で恋愛成就を願ったんですよね。
最後のほうは「もう本命のA子ちゃんじゃなくていい。取り巻きの子の誰かでもいいから付き合いたい」みたいになっていました。
あるとき、その取り巻きの子の1人に「話があるから、ちょっと図書室に来てください」と言われて。「これはまさか!」とダッシュで図書室に行くと、A子ちゃんが数人の女の子と一緒にいたんです。
で、近づくと「実は、ここに呼んでるB子ちゃんが、松本先輩のことを好きと言ってて」と。
僕は悩みました。これはおまじないの効果が出たのか、それとも出ていないのか。「取り巻きでもいいから付き合いたい」と願ったこともあっただけに、大いに困惑しました。でもOKしたんですよね。
たぶん、願いは半分ぐらいは成就したんじゃないかと思います。そのB子ちゃんもかなりかわいい子だったので、よかったです。強い願いはいつか成就するんだなぁ、本来の第一希望とはまでは行かずとも。そう思いました。
ひまわりの種は手に入りやすい
ひまわりは、自体がポジティブなイメージの花なので、花を使う恋占いでは昔から重用されていたようです。今回の場合は種に着目したおまじないとなっていますが、花も種も入手はそこまで難しくありません。
といっても、この時期はひまわりの花はなかなかお目にかかれないけれど、種ならきっと見つかりますよ。自然に落ちているものがないなら、ホームセンターやネットで購入してもいいかも。