付き合いが長くなると刺激がなくなり、マンネリ化することがあります。このようにお互いへの興味が薄れるのは、恋愛上あまりよくないのですが、それ以上に問題なのは相手への敬意がなくなることです。
しかし残念ながら、多くの女性が自分を卑下するようなお付き合いをしてしまいがち。それはなぜなのでしょうか?
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何でも受け入れるのが愛ではない
よく誤解されるのですが、相手のことを何でも受け入れる=愛、ではありません。確かに、長所だけでなく短所も受け入れるのは素晴らしいことです。とはいえ、相手のどんな面をも受容しなければならないかというと…そんなことはありません。
例えば、気に入らないことがあると暴力をふるうような男性の場合、暴力を含めて相手を愛するべきでしょうか?
それは違います。あなたの心身を傷つけようとする人は、ただただ害になるだけ。人は誰でも幸せになる権利があるのですから、そういう人は排除するのが吉です。
「暴力」はわかりやすいたとえですが、「浮気を繰り返す」というのも同じです。もっと身近な例でいえば、「傷つくとわかっていることを何度もする」「もう二度としないという嘘を重ねる」のを見過ごすことも、「愛」ではありません。
これらを「仕方ない」ですませるのは、相手の甘さや未熟さを容認しているだけ。見過ごしてはいけない場面できちんと筋を通さないと、相手に「誠実にしなくてもいい」のだと認識されてしまいます。
卑下しすぎるのはNG
自分に自信を持てない女性は、とにかく相手に合わせてしまいがち。相手の言っていることや態度に違和感を覚えても、意見することができません。
自分の考えが正しいかどうかわからない、という場合もあるし、正しいとわかっていても「私なんかの意見を聞いてもらえると思えない」と考え、口を閉ざしてしまう場合もあります。いずれにしても、自分が正しいのかどうか確信を持てないので、己を押し殺してしまうんですね。
でも「正しいかどうか」なんて、関係ありません。あなたが「どう思っているか」が重要であり、それを伝えて「2人の正解」を導き出せばいいわけです。「自分なんて」と卑下して正面から向き合うことを避けていると「何をしても逆らわない相手」と思われ、相手の態度が図々しくなります。
敬意ある関係を築くために
このように、受け入れるべきでないものを受け入れたり、流してしまったりする女性は多く、結果的に自分の尊厳を貶めてしまいます。そのような付き合いにならないためには、相手の考え方や価値観との違いを感じたときに、「自分はどう思うか」「自分はどう考えるか」を正直に伝える勇気を持つことです。
相手がどう思うかは、言ってみないとわかりません。わからないまま自分をぶつけるのは、とても恐いもの。でも、伝えないと築けない絆があるのです。
もし相手が理不尽な態度をしたときは、それを理不尽と感じるのだとハッキリ言いましょう。そういう勇気を出すことが、あなたの尊厳を守ることにつながります。相手と対等な関係をつくり、お互いに敬意ある関係を築けるのです。
敬意があるからこそ、そこに思いやりが生まれます。自分の尊厳を守りたいなら、まずあなたが「自分を守る必要性」を理解しましょう。
まとめ
お互いに敬意ある関係をつくるために必要なこと、ご理解いただけましたでしょうか。
自分を「奉仕者」にとどめないこと。我慢は必ずしも必要ではなく、自己犠牲は美徳ではありません。それによって別れを回避できるかもしれませんが、適当に扱われるようなお付き合いになってしまう危険性があることを理解しましょう。
やはり、一人の女性として、パートナーとして、相手に敬意を持ってもらいたいものですよね。そのためにも、恐れずに「自分」を伝えてくださいね。