みなさんはスカラベをご存じですか?スカラベとは、古代エジプト語でフンコロガシを意味する単語です。
昔のエジプト人は、スカラベが動物のフンを丸めて転がす様子を「太陽を移動させている」と考え、神聖視していたと言います。そのため、スカラベも聖なる虫として、かなり大切に扱っていたようです。今回はそんなスカラベが、恋愛面に及ぼす力を紹介しましょう。
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復縁したいならスカラベを持ち歩いて
かつてはスカラベの体に宝石を埋め込み、それを鎖でつないで、生きたアクセサリーにするという文化もあったそうですね。水さえ与えれば、数ヶ月は生きていたのだとか。
そんなふうに、いわゆる縁起物扱いを受けていたスカラベには、今なお、幸運を招くためのキーアイテムとしての役目が残されています。その理由は、一度沈んだ太陽がまた昇るように、太陽(実際には丸めたフンなんですけどね)を転がすスカラベには、物事を復活に導く力があると考えられていたこと。
たとえば復縁ですね。スカラベには、一旦はダメになった恋愛を再始動させるための力もあると考えられていたのです。ですから先人を真似して、生きたスカラベを持ち歩くというおまじないをしてもいいわけですが……これはあまり現実的ではないでしょう。
生き物を持ち歩くのは大変だし、そもそもフンコロガシって滅多に見かけるものではないので。そこでおすすめなのが、スカラベを模したお守りを作ることです。
スカラベのお守りは簡単に作れる
作り方はいたって簡単。丸い石を拾ってきて、その石の背にスカラベのイラストを描きます。下手でも適当でも抽象的でも、自分が「これはスカラベだ」と認識できればOKです。
そして石の裏に、復縁したい相手のフルネームと生年月日を書きましょう。可能なら似顔絵も。でも、たいていの石ころには似顔絵を描くスペースはほとんどないので、省略しても構いません。これだけでお守り自体は完成です。
ただし、このままでは何の力もない、ただの虫が描かれた変な石ですね。この後大事になるのが、毎日、日没時に石に夕陽を浴びせること。このとき、お守りの虫が描かれた背の部分を夕陽に掲げるように浴びせるといいと言われています。石の裏に書かれた相手の名前が、自分の目線と向き合う形になるのが理想です。
あとはそのお守りを毎日持ち歩くこと。これを根気よく繰り返すことで、やがて再び昇る朝日のように、元カレがこちらを振り向く……とされています。
みごと復縁成功の報告も
実際、この方法を以前、どうしても元カレが忘れられず、毎日のようにしょうもないLINEを送っては既読スルーされていた女性に教えたことがあります。
相当念を込めて作ったのか、そのスカラベはかなり効果が高かったそうで、別れる前にはピリピリして態度も最悪だった元カレが、別人のように優しくなったとか。
まあ、彼女のあまりに必死な様子に、元カレが身の危険を感じて折れただけ、という可能性もありますが。それはそれで願いが叶ったということにはなるので、結果オーライかもしれませんね?