数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
こちらもおすすめ>>0学占術で占う―「あの人はあなたをどのように思っているのか」
恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門99
男性が「ちょっとこの女性はナシやな」と思う女性とは?と書くと、なんだか、とっても女性に失礼ですよね。
でも、女性だって、男に対して「この人はパス」などと感じるわけでしょう?まあ、そのへんは男女お互い様ということにして、今回は、男性心理に見る「結婚しづらい女性」とは?というタイトルでお送りしたいと思います。
男性は好きな女性のことを「女神」と思っている
そもそも男性は、好きな女性のことを女神だと思っています。
はあ?と思いますよね。わたしは女神でもなんでもなくて、ふつうの女性だ、と思いますよね?でも、あなたがそう思うのとはまったく独立に、男性は好きな女性のことを女神だと思っているのです。
この場合の女神とは「俺のことを愛の世界へと導いてくれる存在」です。あるいは「なんかパッとしない毎日に輝きを与えてくれる存在」といった意味です。
男って、じつは女性が思っているほど明るく元気じゃないんです。あなたが、たとえばあるイケメンを見て「彼はいつも元気がよく明るくて憧れるわぁ」と思ったとしても、じつは彼は過去や未来のことを、ひとりで悩んでいます。過去や未来に「閉塞感」を覚えているのです。
そのような彼は、好きな女性に対して「彼女は大きな悩みを抱えていないように見える。いつも明るく元気で素敵な人だなあ」と感じています。素敵な人?いえ、素敵な「女神」だと思っているのです。暗く悩んでいる閉塞感たっぷりのこの俺を愛の世界へと導いてくれる存在=女神。
男心に見る「結婚したくない女性」とは?
ということは、どのような女性のことを、男たちは「結婚しづらい女性」と思っているのか、もうおわかりですよね。
暗くて元気のない女性、言い方を換えるなら、過去や未来のことをつねに思いわずらっている女性――このような女性のことを、男たちは「この人、結婚に縁がなさそう」とか「おれはこの女性とは結婚したくないな」と思うのです。
いきなり話が飛ぶように聞こえるかもしれませんが、男ってキャバクラが好きでしょう?よほどマジメで「そんな場所に興味などない」という男もいますが、おおむね男たちはキャバクラ大好きでしょう?
なぜなら、キャバ嬢たちは、過去や未来のことではなく「今」のことをおおいに語り、おおいに「今」を楽しむように仕向けるから。たとえお客さんが過去や未来のことをネチネチと愚痴ったとしても「ま、それはそれとして、今日はパッと飲もうよ」と「今」に気持ちを集中させてくれるからです。
そのようなキャバ嬢のふるまいは、今しかないみたいに刹那的・短絡的なものであって、「今を生きる」態度とは異質なものです。でもわたしたちはふつう、刹那的な今と、豊かな今を厳密に区別して1秒を生きているわけではないので、区別があいまいになるんですね。だから、男たちはキャバクラが好きなのです。
彼の「女神」であるために
というわけで、気になる彼とどうしても結婚したいのなら、明るく元気に暮らすことです。洋服のセンスがどうとか、男性ウケするメイクの方法とか、そういうのは知らないより知っていたほうが有利かもしれません。がしかし、まずは明るく元気でいることです。
さわやかなイケメンに見える男性であってもなくても、男たるものみな、過去や未来のことを思いわずらっています。だからこそ、女性は明るく元気でいさえすれば、結婚のチャンスが巡ってくるのです。
どのような男も、女神に救われたいと思っているのですから。
※毎週木曜日更新