数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門92
本命の彼氏って、彼女の気をそらせないように必死だから、ちょっとしたことで不安になったりします。
平気でLINEの既読スルーをするような彼であっても、じつは内心不安なんです。その不安を口にしてしまえば、女々しい男と彼女に思われるかもしれないなどと考えて言わないだけで、じつは不安なんです。
さて、今回は、本命の彼氏を不安にさせる彼女の言動について一緒に見ていきましょう。
「その日はちょっと予定があって…」
「ちょっと予定があって」という、におわせるような言い方に、彼はすごく不安を覚えます。ちょっとってなに? 予定ってなに? ああ、不安だ……というのが、彼のホンネです。
たとえば、お泊りデートしたいけど、その日はちょうど女の子の日で、その女の子の日というのを彼に言うのが恥ずかしくて「ちょっと予定が」なんてにごす人もいると思います。
でも、それ、恥ずかしいことでもなんでもないので、言ったほうがいいんです。男子は女子の、女子は男子の、身体のことを正しく理解しないと、愛もなにも芽生えないのだから、言ったほうがいいですよ。それをへんに隠すから、彼が意味もなく(!)不安になるのです。
いつもより早い時間に来る「おやすみLINE」
彼女から「おやすみLINE」がいつもより早く来たら不安になるのが男です。なぜなら、良からぬことをするとき、先に彼氏を寝かしつけて、そのあとで良からぬことをする女子がいることくらい、彼は知っているからです。
――彼女はいつもより2時間も早く、おれにおやすみLINEを送ってきた。彼女はおやすみと言いながら、じつは誰かとラブホにいるのかもしれない。こういう邪推をするのが得意なのが男子なのです。
なぜか不機嫌(本人もなぜかよくわからない)
「なぜだか理由がわからないけど、今日のわたしは機嫌が悪い」というときって、おそらく誰にもであると思います。その機嫌の悪さに、彼はすごく不安になるのです。
「おれ、彼女になんかしたっけ? なんか言ったっけ?」などと思って不安になります。わけもなく機嫌が悪いときは、「自分でもなぜだか理由がわからないけど、今日のわたしは機嫌が悪い」とはっきり彼に伝えてあげましょう。彼はそれだけで救われた思いがするのです。
男は、もともとは男の子だった
意外に思うかもしれませんが、男ってじつは、彼女の機嫌がいいとハッピーだし、反対に彼女の機嫌が悪いと生きている心地がしないのです。また、彼女がいつもと同じようにしていたら、じつはハッピーだし、いつもと違うことをしていると、じつは不安になるのです。
それら「じつは」を表に出してしまえば、彼女に女々しい男だと思われるとわかっているので、あえて口にしないだけで、彼はじつは彼女のあらゆる言動に、かなり神経質になっています。
言ってしまうと、母親の機嫌がいいときは元気で、母親の機嫌が悪いときは不安という、男の子の頃のあり方のままオトナになったのが男であるということです。その意味において、本命の彼氏は、あなたよりももっとあなたのことを本命だと思っていると言えるかもしれません。
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