数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門89
彼と予定が合わず破局、みたいなことを避けるには、どうすればいいのでしょうか?
仕事が忙しい人や、付き合うたびに相手と予定が合わなくなる人は、ぜひ参考にしてみてはいかがですか。
まずは「思う」をやってみよう
今週も来週も彼と予定が合わないからデートができない――こういうときは、まずは「思う」をやってみましょう。
遠くから彼のことを思う――いま、彼はどこでなにをしているのかな?急に出張がキャンセルにならないかな、などと「思う」のです。
すると、不思議なことに、彼から「今日は5時に直帰できるから、会わない?」などとLINEが来たりして!
相手のことを思う、つまり、相手に気持ちを集中させることで、なぜかふたりの予定が合うのは、わりとよくあることです。
なぜそういうことが起こるのかという理由については、なぜかとしか言えませんが、でも思うことの効力って意外と大きいので、まずは「思う」をやってみましょう。
予定を共有しておく
前もって今週末も来週末も仕事というのと、急にそう言われるのとでは、受け手の受け止め方が違うんですよね。
前もって「今週末も来週末も仕事です」と聞かされていたら「まあしかたない」と思えたとしても、急に「今週末も仕事」「ごめん、来週末も仕事」などと言われたら、「こいつ、ホントにわたしと会う気があるんだろうか」と思いますよね?
予定が合わないときは、男女どちらからでもいいので、予定が合わない旨を早めに相手に伝えることです。とくに男子って「細かいニュアンス」を彼女に質問するのが苦手なんですよ。
だからたとえば、彼女が2週にわたって、急に「仕事」なんて言い出したら、彼は「こいつ、ホントにおれとデートする気があるのかな?」といぶかしがるのですが、その気持ちを言葉にできないんですね。
つまり、心の中で彼女の自分に対する愛を疑いつつも、でもその疑いをうまく言葉にできず、ひとりでモヤモヤし、やがて自暴自棄になって「もういいわ」と言って別れるのです。
どうしても予定が合わないのなら
予定っておかしなもので、相手と合わせようと思わなくても合うこともあれば、どう努力しても合わないことだってありますね。
どうしても彼と予定が合わない場合、それも運命だと思って放置しておくのも方法です。合わない予定に対して、「彼とわたしの関係のなにがまずいのだろうか」とか「彼は本当は運命の人ではないのではないか」などと深刻に考えないことです。
そのうち、彼と予定が合うときが来るさと思って、放置しておけばいいのです。そうしたら、そのうち本当に彼と予定が合うときが来ることもあるから。
波長とは何か?
予定が合う・合わないというのは、相手と自分の波長がかみ合っているときは合うし、かみ合っていないときは合わないという、ごく単純なものだろうと思います。
その波長とはなに?と疑問を抱く人もいると思うので、最後に波長について解説しておきましょう。
波長とは「思う」ということです。思うとか、意識するとか、そういうことです。なかなか会えない彼のことを遠くから思う――たったこれだけのことができる人とできない人がいますね。
できる人は、やがて彼と予定が合ってデートできます。
できない人は……誰と付き合ってもなかなか予定が合いません。「わたし、あれもやって、これもやって……来月になったらあれもやって……」みたいに、ことさら「自分のこと」を思う人は、結局、彼と波長が合わないんですよね。
そして男は(意外に思うかもしれませんが)、その波長の合う・合わないを、じつはよく感じとっているのです。
※毎週木曜日更新