会話の流れで「元カノ」の話をする男性は案外、多いですよね。彼女としては、あんまり気分のいい話題ではないものの、あからさまに不機嫌になるのも重い女と思われそうでイヤ。
男性はなぜ元カノの話をするのでしょうか。というわけで、一般の男性3名にリモート座談会で「今カノに元カノの話をするときの本音」について語っていただきました。協力してくれたのは、佐々木さん、小野さん、山内さん(いずれも仮名)です。
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嫉妬心を煽りたい
佐々木「彼女が元カレの話をしたから対抗して。嫉妬させたいって思いですね」
――元カレの話をしてきたのなら、確かに言い返したくもなりそう。 小野「うん、嫉妬した顔とかリアクションが見たくて、言っちゃうっていうのはある」
――彼女の嫉妬する顔を見たい気持ちはわかります。でも、思ってもいないことを言ってケンカの火種になる危険性も…。 小野「小学生が好きな子をからかうみたいなものですよね。客観的に見ると子どもっぽいかなぁと思うけど、基本、男は子どもだから。元カノの話はしないのがマナーだとは理解してるんですけど」 山内「それってマナーなんですか?僕は過去に嫉妬しても意味がないと思う。終わったことだし、気にしてないからこそ話題に出せるんじゃないかな?」
――過去は過去!と割り切れる人もいるでしょうね。ただ、あまりに頻繁に元カノの話題が出ると「まだ心の中にいるんだな」と傷つく女性は少なくないと思います。
密かに元カノと比べている
佐々木「正直、元カノが忘れられない部分があって、隠しきれないんですよね。最低だとはわかってるから、比べるような発言はしてないつもりです」
――それは彼女に勘づかれたらアウトですね。確実に深く傷つくので、できれば隠し通してほしいです。 小野「僕は逆に、今の彼女のほうが元カノより相性がいいよってアピールしたくて言っちゃうかも。元カノはこういうことをしてくれなかったからうれしいとか」
――元カノより上げられることで喜ぶ女性もいるかもしれませんが、嫌な気分になる人もいそう。真剣なお付き合いであればあるほど、元カノの話に敏感になることも考えられるし…比べられるのは複雑でしょうね。 山内「嫌な思い出がありすぎるパターンもありますよ。僕の場合、元カノがすごい変人だったから、たまに、今カノは常識人で本当にありがたい、ってネタとして話します」
――なるほど、面白エピソード扱いのこともあるんですね。内容にもよりますが、ぶっ飛んだ元カノだと、自分との接点が見つからなくて逆に安心するかも…。
特に意味はない
山内「だいたい何も思ってないです。昔ここに来たな~とか、○○ともこれを食べたわ、とか。単に事実だから言っただけ」
――それはちょっと無神経な気がしますね。彼女もおおらかな女性ならともかく、実は口に出さないだけで悶々と悩んでいるかもしれません。 山内「女性って言葉の裏を読みがちですよね。何も考えてないだけなんだけど。気をつけます」 小野「彼女が『元カノってどんな人?』と聞いてきたら、普通に答えちゃうよね」 佐々木「向こうが質問してくるなら『あ、話しても大丈夫なんだ』って思う。でも彼女の表情が曇ってきたら話を変えるのが賢明だなと」
――聞いてもいいことないのに!彼にとって元カノは既にどうでもいい存在だということを反応から確かめたくて質問しているのかも。そこで嬉々として元カノの話をしてしまわないよう要注意ですね。
元カノの話が嫌ならきっぱりと伝えて
「女性の恋愛は上書き保存、男性の恋愛は名前をつけて保存」と言われるように、男性にとって元カノはなかなか心から消えない存在。新しい彼女との付き合いが深まり、心を許し始めると、ポロッと昔話をしてしまうことも少なくないようです。
もしも彼には何の意図もなかったとしても、あなたが不快!と感じるなら、きっぱりと彼に伝えましょう。過去は過去として、彼との今を楽しんでくださいね。