数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
こちらもおすすめ>>0学占術で占う―「あの人はあなたをどのように思っているのか」
恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門88
新型コロナ禍の影響で、婚活イベントがどんどん中止になっちゃって、婚活どうしようとお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、こんなご時世において婚活はどうする?というテーマでお話したいと思います。
過去のことに固執しないということ
婚活といえば、リアルに会って「はじめまして」から始めるもの。なぜならリアルに会わないと相手がどんな人かわからないから――こんな考えを持っている人がいる一方、「べつにオンラインで飲み会とかお見合いすればいいし」と思っている人もいますよね。
過去はこうだったから、コロナで時代の雰囲気が変わりつつある今も過去のままやりたい――こう思っていたのでは、時代に置いていかれるということ。
大学生なんかもっと大変らしいです。過去は対面授業だったから、オンライン授業は受けたくない――そんなことを言っていたら、きっと今年の前期の単位は取れないでしょう。
誰が悪いということもなく、時代がオンラインになったのだから(なってしまったのだから)、それなりにオンラインについていくしかないということですね。婚活にしろ、大学の授業にしろ、仕事にしろ、過去のことは過去のこと、今は今、という割り切りが大切なのです。
そのうえで、オンライン婚活に希望を見出す方法とは?
これはまず、絶対的に言えることとして、まずはやってみるということが重要。実際にやってみたら、リアルに会って婚活するより楽しかったりしますよ。
リアルな飲み会は、飲み会のあと誰と一緒に帰るのか、というのが大問題(そこで「お持ち帰り」されるための戦略を練り、発揮するなどが、じつはひそかに大問題)なわりに、オンライン飲み会はそういうのが一切ないからつまらないという「女性」もいるそうですが、でもそれでもべつにいいじゃないですか。
リアルに会って飲み会するのとはまたひと味ちがった楽しみやチャンスが、オンライン飲み会や婚活にはかならずあるのだから。
婚活勝者は「変化についていけた人」
こういった時代における婚活勝者とは、時代の変化についていけた人です。
婚活って、リアルに会わないと無理だよね~と思っていたら、きっと婚活敗者になります。オンライン婚活で、自分の家の「背景」が画面に映り込もうとなんだろうと、とにかくオンライン婚活に慣れたほうが勝ちます。
あるいは、外出できないストレスをどうにもできない人は婚活敗者になります。外出できない(しづらい)その雰囲気に身体を少しずつ慣らせた人が勝ちます。なにか大きな時代の変化が起きているときって、結局はその変化についていけた人が勝つのです。
反対に、過去のことにこだわって「昔はこうだったから」とか「わたしはこういう人間だから」などと言っていると負けるのです。あなたがどういう人間であろうと、時代はなぜかコロナというウイルスのおかげで変化していっています。
その変化が「今」です。「今」過去のことを持ち出して、過去のことを「今」に適応させようとする――こういう人を、あなたはきっと「頭の固いおじさん」と言って嫌がってきたはず。そんなおじさんと同じことをしてどうするんですか?という話です。
変化とは、変化しない事物との対比によって感じられるものです。なにが変わってなにが変わっていないのか、このことに常に敏感であれば、その人は婚活勝者になれます。
今は「いい女」とか「女性らしいファッション」「モテテク」じゃないんです。変化についていけると勝てるし、ついていけないと負けるという、ある意味ではとてもフェアな時期なのです。
※毎週木曜日更新