「友達がいない」ことしか共通点がない女性3人が、ひょんなことから共同生活を送る『地獄のガールフレンド』(フジテレビ系)。20代後半~30代の女性たちが抱く「あるある」な本音が描かれた、共感度120%の最強デトックスドラマです。
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違いに気づいたときの対応
バツイチシングルマザーでWEBライターの島田加南(加藤ローサさん)は31歳。独身まじめOLの首藤悠里(武田梨奈さん)は28歳。超モテモテの美人ジュエリーデザイナー・出口奈央(桜井ユキさん)は36歳。
年代は近いものの年齢差がある3人は、一旦テーマを決めて話し出すと止まりません。第9話では「男女の根本的な価値観の違い」が語られました。三者三様、考え方が異なります。
加南は、相手と自分との違いが見えたとき、自分では「正しい」と思っていてもそれを引っ込めて、相手と平穏にやっていくことを優先しがち。悠里は、相手との価値観の違いが露見した途端、敵対関係になってしまいます。そして、奈央は「男のためにかわいい自分をやめるなんて嫌」という哲学の持ち主。
相手との価値観の違いに気づいたとき、あなたはどうするでしょうか。相手に譲るのか、たとえ敵対関係になってもとことん向き合うのか、自分は自分と押し通すのか。
価値観の違いの解決方法が男女で異なる
価値観の違いを埋める解決方法に、男女で差があることをご存知ですか?
◎男性の場合
納得してどちらかに寄せるか、違いを受け入れて共存させるか、だいたいにしてこの二択でとらえ、状況に応じてどちらを選ぶか決めます。
それが譲りたくない価値観なら説得しようとしますし、こだわりがなければ「どっちでもいいよ」として、女性側の選択を尊重しようとするのです。一般的に男性は「一緒であること」よりも「個々の考え」を尊重する意識が強いため、このような行動になります。
◎女性の場合
一方、女性は違いを意識した際、「いかに相手を変える」か「見なかったことにして時間が解決するのを待つ」の2つのアプローチから選びます。男性とは逆で、「個々の考え」より「一緒であること」を求める傾向が強いのです。
この違いを把握できていないと、男性の「どっちでもいいよ」という態度を女性は「冷たい」と感じるもの。また、女性の「見なかったことにして時間が解決するのを待つ」ことによって本音がわかりづらくなり、男性が気づかず地雷を踏みやすくなってしまいます。
価値観の違いを埋める方法
では、価値観の違いを感じたとき、どのようするといいのでしょうか。解決法は2つあります。
[1] トリセツを作成する
お互いの価値観を把握するために、相互に「トリセツ」を作成して、確認し合いましょう。ここで重要なのは、相手のトリセツだけでなく、自分のトリセツも作る点です。
気持ちがいっぱいいっぱいになったときに、「何がつらいのか」「何に違和感を覚えるのか」を見失ってしまいがち。そういうときに振り返って、自分の傾向と対策を見つめ返すのはとても重要です。
相手に対しても自分に対しても深い考察ができるようになり、お互いに納得できる選択が見えやすくなります。
[2]「お互いの主張」「中庸点」「妥協点」を明確にする
お互い違う人間なので、どうしても合わないときはあります。そういう場合、何が何でも意思を通そうとするのではなく、ただひたすら飲み込むのでもなく、まずは情報を整えましょう。
情報とは、「お互いの主張」「中庸点」「妥協点」の3つです。全体を俯瞰して見た上で、どれをチョイスするのがいいのか、じっくり話し合います。結果的に自分の希望と異なる結論でも、腹をくくって受け入れやすくなるのです。
まとめ
価値観の違いの解決方法について、ご理解いただけましたでしょうか。
「わかってもらう」より「わかり合う」を、見据えて相手と向き合ってください。それが、解決のスタートラインです。