数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門85
女性は女性で、大好きな彼に自分のことを選んでもらうために必死なんだろうと思います。あるいは、交際中の人であれば、彼にもっと好きになってもらうために必死なのだろうと。
男性も実は同じです。男性も、好きな人に自分を選んでもらいたいと思って必死になっています。彼女の気をそらさないために必死なのです。そんな必死な彼が、彼女に隠しているホンネとは?
頼りがいのある女性のことが好き
彼が彼女に隠しているホンネとは、「頼りがいのある女性が好き」というものです。男女平等だと言われている世の中にあっても、女性は男性に選ばれるようにかわいらしくふるまったり、か弱そうなところをあえて演出したりしますよね?
それはそれでいいのだけれど、男もじつは、頼りがいのある女性のことが好きだと思っているのです。また、結婚する相手は、頼りがいのある女性に限ると思っているのです。
そういうことをうっかり口にしてしまうと、「わたしが彼に頼りたいと思っているのに」とか「彼女に頼る男って……ダサいから他の男と付き合うわ」などと彼女に言われかねないのを知っているから、だから彼はそのようなホンネをひた隠しにするのです。
男性が言う「頼りがいのある女性」ってどんな人?
男性が言う「頼りがいのある女性」とは、簡単に言えば母親みたいな感じです。母なる大地という言葉のとおり、なにがあっても動じない女性のことを、彼らは「頼りがいのある女性」と思っているのです。
たとえば、結婚後に彼が職を失っても「まあ、どうにかなるから、適当に就活すればいいよ。当面の生活はわたしがなんとかするから」みたいに言ってくれる女性のことです。
反対に「え?来月からお給料が入ってこないの?次の仕事も決まってないの?それなのに会社を辞めたの?」などと言って、その翌日、経済力のある愛人に彼の失業を愚痴るような女性は勘弁と、男たちは思っているのです。
「母親的な」であって「母親」ではない
この話のポイントは、彼は「母親的な」女性のことが好きだということであって、けっして「母親」とまったく同じな女性のことが好きだということではないということです。
たとえば、年上の彼氏に「かわいい」と言う女性がいますよね?あるいは、結婚したら、彼女は妻であり、かつ、母親的なのだけれど、彼のほうは、夫というより長男みたいな感じというか。はたまた、彼女が「姉」で彼氏が「弟」みたいな感じというか。
つまり、世間で言われている「男らしい」ことも、たまにはするけど、でもどこかしら「わたしがいないと彼は危なっかしいわ」というように見てくれる女性のことが、彼は好きだということです。
誰しも大好きと思われる可能性がある
簡単に言えば、母性本能ダダ漏れの女性というよりか、何割か母性本能を彼に捧げている女性というのが、男が大好きな女性なのです。
ということは、どのような女性だって、彼に大好きと思われる可能性をがあるということが言えますね?母性はほとんど全員の女性が持っているから、みなさん、本当は彼に大好きって言われる可能性があるんですよ。
そしてある種の女性は、とくに結婚したら、その母性本能とやらがよく出るのでしょうか、旦那のことを愚痴りながらも「やっぱり旦那のことが好き」と言うでしょう?
だらしなくて家事も手伝わない、子どもみたいな夫のことを「でも好き」と言うでしょう?夫もまた、口うるさい妻のことが、なんだかんだ言って好きなのです。
なぜなら、結婚前も結婚後も、男は「何割か母性本能で愛してくれる女子」のことが好きだからです。
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