【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情503】
「こじらせ女子」という言葉が流行りましたが、男性にもこじらせている人は多数います。好きな子に「何てLINEをしていいかわからないから結局送らない」とか、傷つきたくない気持ちが強すぎて保身のために突き放すようなこと言ってしまうとか。
そういう男性って一癖も二癖もあるので、付き合うには努力と工夫が必要です。では、どう接すればうまくやっていけるのでしょう?
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付き合ううえで気をつけたいこと
彼と過ごしてみて、素直じゃない、ネガティブ思考、奥手すぎ、自己チュー感がある、空気が読めない……など「こじらせっぽいなぁ」と感じたなら接し方の工夫を。交際前や交際中、以下のようなことに気をつければ、だいぶ付き合いやすくなりますよ。
◎じわじわ近づき心の壁を壊す
繊細なガラスのハートを持つ男性が、自ら女性にアプローチをすることはまずありません。だから彼と付き合いたいなら、告白を待っていてもムダということ。あなたから動かないと何も始まらないんです。
とはいえ、こじらせた男性はてビビりというか、相手との距離感にも敏感で、一気に距離を縮められるのが苦手です。なので、グイグイ押して告白!ではなく、じわじわ近づき、徐々に心の壁を壊してあげたほうが、彼も恋愛ムードに乗りやすくなります。
◎些細なことでもほめる
ネガティブで自信のない彼なら、できる限りほめるのが大事です。些細なことでもいいので、できれば会うたびに、彼のいいところを1つ以上ほめたいところ。
“継続は力なり”です。あなたが彼を肯定すれば、彼も徐々にマイナス思考で否定的な言動が和らぐでしょう。
◎諦めずに粘り強く接すること
突き放すようなことをされたり、アマノジャクな発言で惑わしてきたり。優柔不断な言動にイライラすることもあるでしょう。でも、簡単に「あー、もうムリ!」と諦めたら、彼の“こじらせ”は良くならないし、2人の関係も続きません。
こじらせた男性と付き合うには、忍耐力が必要です。1人のオトナと付き合っているのではなく、手のかかる5歳児を相手にしていると思いましょう
◎ありのままの彼を受け入れる
こじらせた男性と付き合い続けたいのであれば、もうありのままの彼を受け入れるしかありません。自分は変えられても相手は変えられないので。
もちろん、彼にも欠点を自覚して、直す努力をしてもらう必要はありますが、仮に欠点をやんわり伝えても、突っぱねて受け入れてくれないというのなら、こじらせ云々ではなくヒトとしてヤバいので別れたほうがいいですよ。あなたばかりが気をもんだり、配慮したりするのはおかしいですから。
NGな接し方
彼とうまく付き合っていきたいのなら、できるだけ控えたほうがいいこともあります。どんなにイラッとしても、別れたくないのだったら、以下のことはしないほうがいいかと。
◎否定する、追い詰める、突き放す
これをしたら彼は殻に閉じこもります。そして、あなたにはもう心を開かないかもしれません。相手はそれくらい、繊細で傷つきやすくて面倒な男性なんです。
◎漠然とした約束
傷つきやすい、かつ疑い深い男性なら、漠然とした約束はしないほうがいいでしょう。例えば「温泉行こうよ」と言って、いつまで経っても実行しないと、彼は「本当は行く気ないの?」と不安になるし、ひどい場合はバカにされたと勘違いして「裏切られた」と恨むことも。
◎正論で論破
もし彼が間違っていても、正論で論破するのはちょっとね……。こじらせ云々に関わらず、正論での論破は優しさに欠けます。別に、無理にあなたが折れる必要はないのですが、ぐうの音も出ないほどやり込めると関係にヒビが入りますから。言い方を考えましょう。
後はあなたの接し方次第
まぁ、多くの場合、こじらせている男性は自分の欠点に気づいています。なので後はあなたの接し方次第。
例えばですが、凶暴な野良犬だって、優しい飼い主に育てられたら素直で愛らしい犬になるじゃないですか?人間も相手次第で変わることもありますよ。