気になる相手がいたら、少しでも関係を進展させたい!と思うのが恋する女性の本音。でもじゃあ、なんて話しかければいいの?となると…途端にわからなくなりますよね。
関係を発展させるには、彼に心を開いてもらわなければなりません。そこで今回は「人の心を開かせるコミュニケーションテクニック」として、3つのポイントを解説していきます。
テクニック1:率直になる勇気を持つ
当たり前のことですが、言葉にしなければ想いは伝わりません。しかし「空気を読んでほしい」「行間から把握してほしい」と願う女性は多いもの。
自分が察してほしいからなのか、そういう人は相手の言動に自分勝手な「ストーリー」をくっつけて、心情を推理しようとしがち。でもそんな方法では、いつまで経っても「彼の本心」にたどり着けないでしょう。
彼の気持ちは、彼本人にしかわかりません。もし、どうしても彼の考えが知りたいと思うなら、「率直になる勇気」を持って彼自身に聞くしかないのです。
もちろん、プライバシーにズカズカ踏み込むような言動はNG。それは「率直」ではなく、ただの「無神経」です。
テクニック2:オープン・クエスチョンを心がける
「クローズド・クエスチョン」「オープン・クエスチョン」という質問法を聞いたことがあるでしょうか。
「あなたは○○が好きですか?」といった「はい」「いいえ」で答えられる質問が「クローズド・クエスチョン」。「はい」という回答を導いて成契につなげる、営業などに有効な質問法になります。
一方「オープン・クエスチョン」とは「あなたは○○についてどう思いますか?」など、質問を受けた相手が自由に答えられるような質問法です。
相手の心に近づくためには、思考回路や好み、習慣などを詳しく知る必要があります。そのため、恋愛において関係を発展させたいときは、「オープン・クエスチョン」の質問を心がけて、相手の「話したい意欲」を高めさせるといいでしょう。
とはいえ、考えを知りたいからと質問攻めにするのはいけません。また、次に挙げるテクニックにもつながることですが、「聞きっぱなし」な態度も控えるべきです。
相手が教えてくれたことは、なべてきちんと受け止め「咀嚼」して、相手の人間性への理解につなげましょう。
テクニック3:聞き流さない
「オープン・クエスチョン」によって返ってきた相手の「考え」や「感情」に対して、「そうなんだー」といった薄いリアクションをするだけでは、あっという間に会話が終わります。
コミュニケーションはキャッチボールなので、きちんと相手にボールを返して、会話を発展させなければいけません。
ただ、必ずしも相手の「考え」や「感情」と自分が同じとは限らないですよね。違うからといって否定してしまえば、やっぱりそこで会話が終了します。
ですから、「同じ」場合は具体的にポイントを明確にして共感しましょう。「違う」場合は反発するのではなく、それが相手の捉え方なのだと受け入れた上で、「そんなふうに思った(感じた)のには、どんな背景があったの?」というように、次の「オープン・クエスチョン」につなげていきます。
あなたの「聞き流さない態度」が「関心の高さ」に還元され、自分のことを知ろうと思っているんだな、興味を持ってくれるんだな、といったさりげないアピールになるのです。
まとめ
彼の心に大きく一歩近づく、3つのコミュニケーションテクニック、ご理解いただけましたでしょうか。
なお、か弱さを演出して相手の援助を引き出す、あえてスキを見せて性的興奮を利用する、といった「あざとい」言動はNG。
それは惹きつけることがあっても、所詮一時的なもの。大事なのは「嫌味」「マウント」「敵意」を感じさせず、「敬意」「興味」「親しみ」を感じてもらうような、受容のスタンスで相対することなのです。