イイ感じになった相手にLINEを送ったら既読スルー。いったい自分の言動の何が悪かったのか…?
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わからなくて困っことはありませんか。何がいけなかったか「答えあわせ」ができるドラマ、それが以前放送されていた『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』(読売テレビ系)です。
このドラマに沿って、色々とみていきましょう。
とりあえず女友達にホウレンソウ
吉川沙羅(筧美和子さん)は、料理教室で知り合った男性・安井司(古川雄輝さん)といい雰囲気になり、付き合うことに。
司はスペックが高く、見た目も悪くありません。仕事の合間に「今自分は何をしているか」を送ってきてくれる上に、LINEのレスも早いマメな男性。彼女がいる間は合コンの誘いがあってもキッパリと断る。そんな分別もあります。
彼を愛しく思っていた沙羅ですが、バイト先の店長から「マメな男は浮気性だ」と言われ、途端に不安に襲われるのです。
それで、女友達の新見恵理乃(大西礼芳さん)に「マメな男ってどう思う?」と質問します。恵理乃の答えは「浮気性、寂しがりや、俺通信のどれか」でした。
それを見て沙羅は、司が日々送ってきたLINEはただ「自分アピールをして満足したい」だけの「俺通信」で、自分を大切に想って送ってくれていたわけじゃないんだ…と思い込みます。
そんな折、大人な男性・徳川良正(眞島秀和さん)に誘われた彼女は「自分にしか興味ない男性より、私に興味を持ってくれる男性がいい」と考え、司に別れを告げてしまうのです。
女友達はエスパーではない
沙羅のように、女友達に「とにかくホウレンソウ」する女性っていますよね。他者の知恵を頼り、危険を回避しようとするのは、悪いことではありません。とはいえ、なんでもかんでも「鵜呑み」にするのはどうでしょうか。
自分より経験がある、あるいは造詣が深そうな友達の言葉は、あたかも「真実」であるかのように聞こえます。その気持ちはよくわかるのですが、でも女友達は「エスパー」ではありません。
逆の立場で考えてみましょう。自分が好意を抱いている男性とイイ雰囲気だったとします。
これからさらに仲良くなっていきたい…と思っていたところ、突然彼から「もう会わない」と言われる。しかもその理由が「男友達に『すぐにイイ顔する女は誰にでもイイ顔する八方美人』って言われたから」だったら、納得できるでしょうか。事実無根だと、腹立たしく感じませんか?
女友達の言葉を盲信するのは、相手の男性の言い分や気持ちを無視して、勝手な決めつけを押しつけているのと同じ。非常に「失礼」な行動なのです。
向き合うべきは誰なのか
女友達に必要以上に頼る女性の多くは、「不安」を抱えています。それは相手の男性が何を思っているかわからず「不安」になるのですね。失敗を恐れすぎて、誰かの言葉にすがりたくなるのでしょう。
でも失敗したくないならなおさら、耳を傾けるべきは「女友達の言葉」ではなく「恋する相手」であるべき。あなたが本当に彼を好きなら、彼の言動の中から本心を見つけ出していくしか、真実にたどり着く道はありません。
彼が何を求め、どんなことを想い、どこへ行こうとしているのか。「彼の言葉」をつなぎ合わせて、パズルを解くように彼の心を形作っていく。ときどきで本人に確認しつつ、お互いに理解を深める。そういう過程を通して、彼の「一番の理解者」になれたとき、初めて「不安」から解き放たれるのです。
女友達の助言に依存している間は、相手と向き合うことができません。そういう態度こそが、自分に合う「ご縁」を逃しているのだと理解するべきでしょう。
まとめ
聞きたがりの女性にありがちな落とし穴、ご理解いただけましたでしょうか。
相手と向き合う勇気がない人間に恋愛関係は築けません。傷ついてもいいと割り切って、相手にぶつかっていきましょう。そういう勇気を持てないなら「恋愛ごっこ」で終わるしかないのです。
(※2020年03月07日 10:15 公開記事)