移り変わりやすい女性の感情を示す「女心と秋の空」という言葉がありますよね。あれってもともとは「男心と秋の空」だったんです。
なにしろ江戸時代に生まれた言葉で、時代は男尊女卑真っ盛り。女子の浮気は絶対に許されないものでしたが、男子たちの浮気はわりと容認されていたんですね。なのであっちへフラフラ、こっちへフラフラするのが男なのだ、ということわざができたのです。
このように状況さえ許すのであれば浮気をしてしまう男子たち。その心のどこに誠(まこと)があるのか、女子のみなさんがやきもきするのも致し方ないことでしょう。
酔った勢いでハグしてきたり、ともすればキスをしてくるような男子もいます。たとえそれが好意を寄せている男子だとしても、本心がわからないと喜んでいいのかどうかわかりませんよね。
そこでそういう経験のある男子に直球で尋ねてみました。
・「酔っていても相手は選ぶ」(23歳:会社員、彼女あり)
・「酒の勢いというのはスキンシップの口実」(33歳:自営業、彼女なし)
・「むしろ酔っ払っているときが本音」(28歳:団体職員、彼女なし)
…どうやら私の周りの男子どもは狙ってやっているようです。アルコールによる酔いは、普段の抑制を外す作用があるのはよく知られていることですから、とりあえずは本音が出てくるというのは間違いのないところでしょう。
すると問題は、その「本音」が実際に交際を求めているなど現実的な「意識」としてあるのかどうかです。
いくら本音で抱きしめたい、キスしたいと思われていても、それが好意的だからって単なる欲望ならば恋愛に結びつくのは難しいはず。
そこでお酒の席で男子の気持ちを見極める方法をいくつかご紹介しますので、それらを橋がかりに本心を見極めてくださいね。
1、席順(自由に席が選べる場合、自然と好意を持っている女子の近くに男子は陣取ります! ただし恥ずかしがり屋もいるので、これだけで判断は難しいかも)
2、アイコンタクト(席がどうあれ、やたらとあなたのことを見つめてくるかどうかチェック! ハッと気づいて見つめ合ったとき、視線を逸らす速度が遅れるようなら気がある可能性は高めです)
3、リアクション(お酒が入ってくると理性がゆるみ、感情表現がオーバーになりがち。あなたの話に対して、他の人よりも激しく共感を示すようなら期待できるかも)
4、取り分け、お酌(愛とは奉仕…。好きな女子を助けたいという気持ちが男子にもあります。それによって認められたいんですよね。やけに世話を焼こうと絡んでくるようなら、本心が漏れているのかも)
気になる男子と一緒にお酒を飲む機会があれば、活用してみてくださいね。
けれど最初に言ったように「男心と秋の空」、いつ心変わりするかわかったもんじゃありません。脈ありと感じたら、待っていないで捕まえてしまいましょう!
(文=総合占術研究家 橘のえる)
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