2023.05.08 12:00

浮気スイッチのオンとオフ【恋占ニュース】

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晴れてカップルになってラブラブな日々を過ごしていても、ふと心をよぎる不安。そう、浮気されるのではないかという心配。それは、どんなに幸せで愛されている自信があっても、どうしてもなくならないですよね。信頼と不安は別のもの。どれほど信じている彼でも、浮気をされるのが嫌だからこそ心配してしまうものです。

それでは、実際のところどんなに彼女を愛していても、それでも惹かれてしまうような魔性の女というのは実在するのでしょうか?

その存在を考察する前に、浮気のシステムを理解しておかなければなりません。

人の行動のほとんどは欲求を満たそうとするところから始まります。たとえば空腹になって食欲が湧いてきたから食事をして欲求を満たす。基本的には満腹になれば食欲は収まりますよね。

つまり浮気をしてしまうというのは、何らかの欲求が恋人によって満たされていない状態だからと言えるのです。もちろんカップルによって満たされない部分は違うでしょう。刺激が足りないとか、恋人からの理解が足りない等々、いろんな面で不足があり、それを他の相手で満たそうとするときに浮気という行動に出るというわけです。

こうした心理を「不足原則」と言います。

ただ、何か不足があるからといって必ずしも浮気をするとはかぎりません。倫理観がブレーキをかけたりしますからね。男子だって野獣ばかりじゃないんですから、理性で自分を抑えることが可能なんですよ!(笑)

でも実際には自制心が抑えきれず、浮気をすることもある。これって浮気相手が、それこそ抗い得ないほどの魅力を持った女子だからなんでしょうか?

確かに浮気をしたときの男子にはそのように感じられているかもしれません。でも、そんな女子だったら、それこそ男子どもが群がっているはずですよね。モテモテなのにリスクの高い彼女持ちの男子を選ぶ。そういう趣味の持ち主もいますが、確率的には低くなります。

実際に浮気経験のある男子に話を聞いてみました。質問内容は「浮気をした理由は?」というもの。

・「バーで飲んでて、お互いひとり酒だったんですよね。で、酒の勢いで、ついフラフラっと。ちょうど彼女ともあまり会えなかった時期だし」(26歳:ドライバー、彼女25歳)
・「慕ってくれていた会社の後輩の女性と浮気しましたね。好みではなかったけど、まだ新人で初々しかったので、ちょっといいかなって思って…」(32歳:会社員、彼女30歳)
・「出会い系アプリで見つけて…。セックスレスだったから、とにかくソッチのパートナーが欲しかったんだよね」(41歳:イラストレーター、彼女34歳)

こうした浮気男子たちの声からしても、ほとんどの浮気は、彼氏の不足している部分にとって都合の良い女子が見つかった場合に起きるということですね。たとえばふたりの間に新鮮さが不足している状態で、たまたま好みのタイプの女子と知り合うと、ちょうど欲求を満たしてくれる相手と巡り会ってしまったのだから「仕方がない」と無意識に自分を納得させてしまうのです。

「空腹にまずいものなし」などとよく言いますが、要するにお腹が空いているところにパンを与えられたので、我慢できずに食べちゃった…ということ。食事の時間まで我慢しよう、間食はダイエットの敵だなんて思っていても、「はい、どうぞ」なんていただいてしまうと「仕方がない」ので食べる。この原理です。

逆に言うなら、彼氏の欲求(不足を感じている部分)を見抜いて、そこを満たしてあげるようにしていれば浮気の心配はいらないということ。そのためには細やかなコミュニケーションと観察が必要でしょう。いろいろ普段やっていないことを試してみて、反応を見るというのも良い探り方だと思います。

(文=総合占術研究家 橘のえる)

 

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