もうすぐ2月14日、そうバレンタインデーです。女性が愛する男性にチョコを渡すと共に想いを告げるこの日…誰もがハッピーエンド、ってわけでもないですよね。
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今回は、1年で一番スイートな日に、ビター…というか悲劇的な体験をしてしまった人のエピソードをご紹介しましょう。彼女たちの苦い経験を反面教師にして、あまり浮かれすぎないようご注意を。
「彼ならわかってくれる」と思いきや
最初は会社員、Hさん(25歳)の苦い思い出。彼女は高校生の頃、椎名林檎さんにどっぷりハマっていたのだそう。
メールや手紙にわざと難しい漢字を使用したり、「~してくださいませ」という言葉遣いをしたり、少しひねくれた感じの女の子だった彼女。当時片思いをしていたのは、太宰治に傾倒するクラスメートでした。
「彼なら自分の世界観をわかってくれる」と思ったHさんは、チョコに同封したメッセージカードに筆ペンで「祝 幕恋多印」と書いて渡したのです。
いくら文学青年とはいえ、愛の告白は正攻法がお好みだったようで「ごめん、ちょっとイタい…」と言われ玉砕。林檎さんに罪はないけれど、その後しばらく、彼女の歌が聴けなくなるほど落ち込んだそうです。
意地を張ったばっかりに…
続いては、会えば軽口をたたき合う仲の同僚に片思いしていた会社員・Cさん(26歳)のエピソード。
去年のバレンタインデーに、意を決して告白することにした彼女は「実は、ずっと好きでした」とメッセージを描いたチョコを手作りしました。しかし、当日照れ隠しで「義理だから」と笑いながら渡してしまったのです。
その言葉を信じた相手は、ランチタイムに社員食堂で「そういえばCから義理チョコもらったから、みんなで食べよう」と開封。彼女の秘めた恋心が白日の下にさらされ…Cさんはその後、全く仕事が手につかなかったと言います。
心配かけてごめんなさい
最後にご紹介するのはアニメ好きのFさん(27歳)。彼女はバレンタイン前日に、大好きなアニメキャラ宛てのチョコレートケーキを手作りしました。できあがったら推しキャラのぬいぐるみと一緒に写真を撮って自分で食べる予定だったのですが…。
いそいそとケーキを作る彼女の姿に「ついに彼氏ができた!」と母親が勘違い。ようやく娘に春が訪れた!と大喜びしたものだから大変。
「本当によかった。リアルの男性に興味がないのかと心配していたのよ」と涙ぐむ母を見て胸が痛んだFさん、「親を安心させるために、そろそろ婚活を始めよう」と決意したそうです。
正攻法がオススメ
奇をてらった演出をすると、えてして失敗する確率が上がるみたい。ここは素直に、かつストレートに気持ちを伝えるのが正解です。無理をせず、あなたらしさを大切にすれば、2月14日に苦い思いをすることはないはず。
今年のバレンタインデー、あなたは誰にどんな方法で想いを伝えるのでしょうか?