数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門72
しゃべったこともない男性に、バレンタインだからと、いきなり告白したいと思ってもちょっと厳しい、ということくらい、大人ならわかっていますよね。
では、普段からわりと仲のいい男性にバレンタインを活用して告白するのは?男性がなにを欲しがっているのかを知っていれば、意外と簡単だし、成功率も高めです。
男性が喉から手が出るほど欲しがるもの
バレンタインなんて、なんとも思っていない……とはいうものの、やっぱりなにかを期待しているのが男です。たとえば、会社のかわいい女子からチョコをもらえることを期待しています。
それがたとえ義理チョコであっても期待するのが男です。がしかし、チョコだけでなく「飲みに行きませんか?」と誘われることを期待しています。←ここポイント。
男は、女性から飲みに誘ってもらえることを、じつは期待しているのです。あなたが「この男性はわたしのことを、ただの仕事仲間としか認識していないだろう」と考えていても、じつは彼は「ただの仕事仲間」としてでなく、「いつか飲みに誘ってくれたらめちゃうれしい人」と思っていたりするんですよ。
オフィスの中で、ほんの少し気のあるそぶりを見せるだけで、男は「セクハラ」と言われかねない、そんな爆弾を抱えつつ仕事をしています。だから「ただの仕事仲間以上」に見られているとあなたは感じないかもしれませんね。
でも、よほどイヤな相手でもない限り、男は女性に誘われるのを、じつは待っているのです。
女性から誘われたことのない男たち
というのは、ほとんどの男は生まれてこのかた、女性から誘われた経験がないんですね。ごく一部の、クラスで大人気のイケメンは別ですよ。そうではないほとんど全員の男たちは、女性に誘われた経験がありません。
「女子から誘われたらどれだけいいだろう」とひとりひそかに思いながら、その歳まで生きてきたのです。男たちのそんな思いに応えてあげられる絶好のチャンスがバレンタインと言えます。
なにもないふつうの日に「飲みに行きませんか?」と誘うのって、ちょっと勇気がいりますよね?
なんでもない日ではない日――たとえば、なんらかのプロジェクトの打ち上げの日に、彼に「飲みに行きませんか?」と声をかけても、部署の他の人もついてきたりするでしょう。
だからバレンタインの日しかないのです。
今年のバレンタインデーは……
ときどき、女性から男性に「飲みに行きませんか?」と誘うのって、勇気がいると言われますが、ちょっとしゃべったことのある人に声をかけるのって、そんなに勇気が必要なんですか?
その場の流れというか、ノリで誘えないもんなんですかね?というのも、男って、飲みに行くことを「ふつうのこと」と思っていたりします。会社によっては、営業部の男性は毎晩飲んでいるらしいじゃないですか。
毎晩は極端であるにせよ、たいていの男性にとって、仕事終わりに飲みに行くのは「ふつうのこと」です。
で、その「ふつうのこと」をしながら男はこう思っているのです――男だけで飲んでも酒がおいしくない。ああ、この席に女性がいればなあ……会社のあの女子、今から飲みに来てくれないかなあ……と。
というわけで、今年のバレンタインデーは、気になる男性を飲みに誘おう!
※毎週木曜日更新