数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門68
男性が結婚したい女性とは、価値観の合う女性だとか、話を聞いてくれる女性だとか、いろんなことがネットに書かれています。
でも、価値観がちがうふたりであっても、話をちっとも聞かない女性であっても、結婚しており、夫婦でそれなりに幸せそうにしていたりするのです(そうですよね?)。
今回は、男性が結婚したがっている女性とは、理解力のある女性だとしたうえで、では男性が言う理解力って、どんな力のことなのかについてお届けしたいと思います。
結婚生活における「奥さんの理解力」
理解力のある女性とは、たとえば、旦那さんが毎晩「仕事の付き合いだ」とかなんとか言って深夜までお酒を飲んでいても、ぜんぜん怒らない女性のことかといえば、そうではないのです。
お酒を飲むことを怒ると、逆ギレする男もいるので、一概には言えないのかもしれないけれど、飲みすぎの男性は、体内からお酒が抜けないうちに夕方になって、またお酒を飲むので、アル中予備軍です。
だから、奥さんはときには怒る必要があるし、そのほうが「理解のある嫁」だと周囲から思われるはずです。
さて、もっと本質的に、理解のある女性って、どんな女性のことなのでしょうか? この問いに対して、ここでは「最終的に希望が見えるような締めくくり方をしてくれる女性」という答えを提示したいと思います。
たとえば、なにかが原因で夫婦喧嘩をしても、最終的に、旦那さんが希望を見られるような喧嘩の終わらせ方ができる奥さんのことですね。
最終的にというのは、喧嘩がはじまった1週間後でもいいんです。奥さんのほうがなんらかをするなり言うなりすることで旦那さんに希望を見せてあげる――これが男が考えている「奥さんの理解力」と言えます。
男は「最後は希望を見たい」と思う
男って、最後は希望を見たいと思っているのです。それはなにも夫婦喧嘩のときに限りません。仕事で落ち込んで家に帰っても、寝る前には希望を見たいと思っているのです。
先に夫婦喧嘩の例を挙げましたが、もっと日常的なことを例として、それを男目線で言うと以下のようになります。
――妻が俺の給料が安いことを不満に思っているのも知っているし、部下が俺のことを無能な上司だと思ってバカにしているのも知っている。でも、1日の終わりくらい希望を見たい。希望を胸に寝たい。
この旦那の願望を叶えてあげられる奥さんが、夫にとって理解力のある奥さんなのです。
「今日もよくがんばったね、おやすみ」
ある物事に対して、夫婦で理解力がちがって当たり前です。そうですよね? 男と女とではものの見方も違えば、その深さも違うのだから、しかたのないことです。なので、妻は旦那に迎合する必要もないし、反対に、夫は妻に迎合する必要もありません。
でも男は、1日の最後くらい希望を見たいと思っています。そしてなぜか、その願いを叶えてくれる奥さんに対して「理解力のある嫁だ」と感じるのです。
なので、たとえば、旦那の酒の飲み方について、奥さんは文句を言ってもいいのです。給料が安いことに文句を言ってもいいのです。家事をしないことに腹を立ててもいいのです。
しかし、最後には「今日もよくがんばったね、おやすみ」と言ってもらいたいと旦那さんは思っています。そう言ってくれる奥さんのことを、旦那さんは理解力のある嫁だと思うのです。
結婚前の女性は、彼に「今日もよくがんばったね、おやすみ」と言ってみてください。きっと婚期が早まるでしょう。
また、結婚前の女性は、「今日もよくがんばったね、おやすみ」というセリフは、リトマス試験紙として使えます。彼に心から「今日もよくがんばったね、おやすみ」と言いたいかどうかというのが、あなたが本当に彼と結婚したいと思っているか否かのリトマス試験紙になります。
※毎週木曜日更新