数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門60
男性は1回目のデートでエッチしたいと思っているはずだ、と考えている女性が多いと思うんですが、じつはそうではなかったりします。
今回は、男性は1回目のデートに何を求めているのか? についてお届けしましょう。
1回目のデートで困らない人たち
1回目のデートの前に、LINEで「何食べたい?」「どこ行きたい?」「食事のあとエッチする?」などと、細かく話をしたふたりは、1回目のデートで何も困りません。
たとえば彼が「飲みに行ったあと、彼女はラブホに行きたいと思っている」とわかっていたら、デートで困ることは何もないですよね?
あるいは「彼女は<お試し>の気持ちでデートに来るんだ」とわかっていると、彼は何も困らないですよね。お試しに「勝つ」ことを目的として、彼は粛々とデートを進めるはずです。
つまり、何を目的としてデートに臨むのかを、事前にお互いに了解しあっていれば、1回目のデートで相手が何を求めているのか悩まずにすむということです(よね?)。
きみが何をしたいのかを教えてほしい
がしかし、そのような了解を得られないまま、なんらかの流れの中で、ふいにデートすることになり、相手が何を求めているのか判断がつかず困っている……というような人が、1回目のデートで右往左往するわけですよね。
右往左往する男は、1回目のデートに何を求めているのか?
エッチ? 見栄を張って女性によく見られること?
じつは男性は、1回目のデートで女性が何を求めているのかを知りたいと思っています。「きみが何をしたいのかを教えてほしい」これが、男性が1回目のデートに求めていることなのです。
つまり、1回目のデートで彼女を満足させ、「次」につなげたいと思っているのです。「彼女の満足」の中には、もちろんエッチも含まれます。
1回目のデートに「ヤル気」で臨む女性っているでしょう? そういう女性に対して手を出さなかったらあとから「ヘタレ」と言われるのはイヤだなあと彼は思っているのです。
ということは、どういうことか? 1回目のデートは、じつは女性が主導権を握っているということなのです!
「言えないこと」を減らすことの大切さ
どうすればその主導権をうまく生かすことができるのか? 「言えないこと」を減らすことです。
たとえば、1回目のデートで彼を「値踏み」というか吟味しようと思っている人は、もう正直に「今日はわたしはあなたのことを値踏みしに来ました」と言いましょう。そんなこと言えないですか?
でも、それを言わないから、彼はおとなしめの彼女を前にして(あるいは、言えないことをたくさん抱えてそうに見える彼女を前にして)どうしていいかわからず、挙動不審になって、あげく、我を忘れたかのように自慢話をしちゃって、結局、あなたが「つまらないデートだった。時間と交通費のムダだった」とがっかりするのです。
「値踏み」に来ましたと言えないのなら、言葉を変えて言うことです。「ちょっとここんとこ、ヤバい男性としか会えてないから、あなたのことを疑っているわけではないのだけど、今日はお試しのつもりでデートに来ました」などと、言葉を変えてうまく言うことです。
言いづらいなら別の言葉に置き換えて
20歳くらいの奥手な女子なら、言えないことを言えないままにしてもしかたないと思います。がしかし、アラサーにもなれば、言えないことや言いづらいことを、相手を傷つけない別の言葉に置き換えて、相手に伝えるべきです。
「あなたのことは好きだけど、付き合いたいのか付き合いたくないのか、自分でもよくわからない。でも、とりあえずデートに来た」でもいいじゃないですか。なんと言っても、彼は、あなたが何を求めてデートに来たのかを知りたがっているのだから。
※毎週木曜日更新