人気ドラマ『結婚できない男』の続編、『まだ結婚できない男』(共にフジテレビ系)がスタートしましたね。
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主人公の桑野信介(阿部寛さん)は腕ききの建築士で、収入は人並み以上。ルックスもいいという、条件だけで見れば優良物件の男性。
彼は「メリットがない」という理由で結婚をせず、シングルを謳歌していました。しかし、実は「結婚しない」のではなく「結婚できない」男性なのです。
恋人ができない理由
桑野は偏屈で皮肉屋。プライドが高く、こだわりも強い男性です。そのいきすぎた言動に、近所で事務所を構えている弁護士の吉山まどか(吉田羊さん)が「敵をつくりやすい」と忠告するも、意に介しません。
ドン引きするくらいアクが強い上に、親切なアドバイスに耳を貸そうともせず、ひたすらわが道を行く…これでは女性に敬遠され、恋人ができないのも当然ですよね。
桑野のようなケースは極端だと思うでしょうか。しかし、彼に見られる3つの要素は、男女を問わず、恋愛下手な人に共通しているものなのです。今回はこの要素について解説していきます。
恋愛下手に共通する3つの要素
【1】プライドが高い
一般的にプライドが高い=自尊心が強い、と思われがちですが、実はまったく異なります。自尊心が本当に強い人は、むしろ他者に対して腰が低く謙虚。アイデンティティがしっかりしているので、自分に余裕があります。だからこそ思いやりを持って、他人ファーストで接することができるのです。
一方、プライドが高い人は、実は己の能力にイマイチ自信がありません。それを隠したくて、ことさら優れた人間に見せようと一生懸命になります。そのゆがんだ思いが焦りを生み、恋愛のステージに向かうだけの余裕が失われてしまうのです。
【2】自己評価が低い
恋愛下手な人は案外、完璧主義が多く、そこからほど遠い自分に対して劣等感を抱きます。「自分は本当はダメな人間なんだ」と嫌悪感に苛まれることもしばしば。
プライドが高い人間であってもこういう一面があります。むしろ、自分を必要以上に守ろうとする人間はもろく弱いのです。
自己評価が低いと恋愛に対して前向きになれないばかりか、せっかく素敵な人と出会っても「自分にふさわしくない」という理由で、自らチャンスを手放してしまいます。
【3】自己防衛が激しい
もし自分を「至らない人間だ」と思っていたとしても、努力を積み重ねて少しずつでも成長できれば、そこから自信が生まれるもの。でも、いつまでも恋愛下手な人は、理に適った自己改善をしません。
自分を心から肯定することはできないけれど、他人に否定されるのも嫌。そんな矛盾を抱えながら、必要以上に自分を守ろうとします。そういう姿勢が、恋愛をする以前に他者を遠ざけてしまうのです。
近視眼からの離脱
3つの要素の根本にあるのは、結局のところ「自分の気持ち」や「自身の都合」しか見ようとしていない「近視眼的な姿勢」になります。恋愛とは一人でできるわけではなく、二人で築いていくものです。
相手は自分にとってどんな存在でいてくれるのか、という観点からだけでなく、自分が相手にとってどれだけ大切な存在になれるのか、といった視点でも、関係性を見据えていかなければなりません。
二人が共に過ごすことで幸せになれる、そう思える要素を見いだせること。それが、恋愛のスタートです。自分しか見ていない、見ようとしていない。そんな人は、スタート地点にすら立てていない、といえるでしょう。
まとめ
恋愛下手の3つの共通要素、ご理解いただけましたか?
中には、たまたま縁が訪れなかったというケースもあるでしょう。しかし、「出会いがあるのに上手くいかない」という恋愛下手は要注意です。
あなたは、常に一人目線になっていませんか?身に覚えがある人は、己に問いかけてみてくださいね。