【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情424】
気になる男性に対して、“家庭的アピール”をしたことがある女性もいるはず。その反応はどうでした?好感を持たれることもあるけど、場合によっては自慢っぽくなったり、あざとくて“アピール”してるのがバレバレだったりすることも……。
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感じよく、あざとさを出さずに家庭的だと思ってもらう方法は?そんなナチュラルな家庭的アピールについてお話しします。
料理自慢よりも調理グッズの写真を
女性の中には料理の腕を自慢したいのか、お皿にキレイに盛った料理の写真をSNSにあげる人もいますよね。もし、そういう写真を日々、投稿しているなら、見ている側も「毎日作ってるんだな」と思います。
が、たまに載せているだけだと「この子にとって、料理は“日常”ではなく“特別”なことだからSNSにあげてるのか?」と感じるかも。
もちろん、クリスマスとかお正月とか、イベントのときに豪華な料理を作ったから写真を撮る、というのならわかります。が、何でもない日に急に「今夜は得意料理の煮物です」なんて写真をアップしたら「彼氏ができた?」と思う人もいれば「写真を撮るために作った?」「買ってきてお皿に盛っただけじゃ?」と穿った見方をする人もいるでしょう。
“料理ができる自分”をアピールしたいのであれば、料理よりも、調理グッズの写真を投稿したほうが「本当に料理するんだ」と思われやすいですよ。例えば「自分の誕生日にハンドブレンダーを買ったんだけど、これすごく使いやすい」とか「炊飯器を買い換えました。この炊飯器、ふわっふわなパンが作れて楽しい」とか。
筆者の知人で、料理写真はアップしないけど「誕生日に妹からかわいいキッチンツールのセットもらった」「友達とタコパしたいから、たこ焼き天板のついてるホットプレートを買った」など、“料理をするためのグッズ”をちょこちょこ投稿している人がいて、普段から料理するんだろうなってことが伝わりました。
これ、自慢っぽさはゼロだし、あざとさも感じないんですよね。というわけで、料理ができるアピールをしたいのなら、料理写真よりもグッズ写真のほうが有効かと。
苦手な家事があったほうがリアル
家庭的アピールのひとつなのか、男性の前で「家事が好き」と言う人もいますよね。……本当に家事、全部好きですか?
もちろん、掃除して部屋がきれいになるのが“好き”、工夫して料理するのが“楽しい”などと感じる人もいるとは思います。けど、毎日家事をしていたら、その状態が“当たり前”になるので、“好き”とかそういう感情ではなくなる気がするんですよね。それに、少なくとも一つくらいは苦手な家事、嫌いな家事があるのでは?
以前、男女数名で飲んでいるときに、家事の話になり、ひとりの子が「家事は好きでも嫌いでもないなぁ。あ、でも食器洗いは手が荒れるから嫌い」と言っていて、なんだか好感を持ちました。「普段から家事をしてるんだな」と思ったし、謎に「部屋がキレイそう」というイメージすらしたのです。
好き(or得意)な家事の話もいいけど、苦手(or嫌い)な家事の話をすることで、信憑性が増すというか、本当にいつも家事をしている感が出るんですよね。
子ども好きは口だけじゃ伝わらない
あとは“子ども好きアピール”ですね。ベビーカーに乗った赤ちゃんや公園で遊ぶ子どもが視界に入るたびに「かわいい」と連呼する女性もいるんじゃないでしょうか?
実際に子ども好きで、心からかわいいと思う人もいるかもしれません。でも、中には家庭的な自分をアピールしたくて、女性の前では言わないけれど、男性がいるときだけ聞こえるように「かわいい」と言う人もいるんだろうなと。
正直、100回子ども好きアピールをするより、1回、リアルに子どもに好かれている場面を見せたほうが「子どもが好きなんだな」と相手に伝わりますよ。
筆者の女友達で、本人は「子どもが好き」とは言わないけど、友人の子どもや甥姪に大人気の人がいます。前に、彼女が甥っ子たちと遊んでいる動画を見せてもらったのですが、とにかく全力だし、まぁ子どもたちが最高の笑顔で。心から「いいお母さんになりそうだな」と思いました。
恐らく男性に対しても、言葉でアピールするより、子どもにモテている姿を見せたほうが効果的ですよ。
アピールするならナチュラルに
せっかく家庭的に見せようとしても、自慢やあざとさが見え隠れすると、嘘っぽく見えたりして台無しになりかねません。ナチュラルさが大事ってことを忘れないでくださいね。
(※2019年10月6日 12:50 公開記事)