数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。
こちらもおすすめ>>0学占術で占う―「あの人はあなたをどのように思っているのか」
恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門48
彼が部屋にはじめて遊びに来た日に、合鍵を渡す彼女は、いわゆる「重たい」女性なのかといえば、重たいかもしれないし、重たくないかもしれませんねぇ……という答えしか出せません。
彼にどんなことをするのか?という目に見えることが、「重たい・重たくない」を決めるのではなく、どういう動機でそれをしたのか?そんな、目に見えないことが、重たいか重たくないかを決定づけるからです。
「重たい」というのだって、目に見えないことでしょう?目に見えないことは、目に見えない動機によって判断されるのです。
さて今回は、男性はどういう女性を「付き合ったら重たそう」と感じるのか?についてお話したいと思います。
それをする動機が問題
彼に自分の部屋の合鍵を渡そうと、彼の不在時に彼の家にあがりこんで掃除洗濯をしようと、そういうのは、べつにどうだってかまいません。したければすればいいし、したくなければしなきゃいい、以上、おわりです。
がしかし、冒頭に書いたように、それをする動機が問題なんです。で、男はバカじゃないから、その動機についてはよく見抜いています。
つまり、彼にすがるように恋愛している女性は「何をしても」重たいと認識されるのです。彼にすがる女性のみならず、恋愛にすがる女性も、同様に彼に「重たい」と思われています。
どこからが重たい関係なのか
たとえば、いわゆる自分探しの途中みたいな女性!自分が何をしたいのかよくわからないとか、自分が今置かれている状況がどうも好きになれず逃げ場がほしいと考えていて、彼の存在を逃げ場としている女性!こういう人は、彼氏に重たいと思われています。
と書くと、恋愛って、多かれ少なかれ、お互いにお互いの存在を「避暑地」みたいに思うものじゃないの?と反論したくなる女性もいるかもしれませんね。ある程度は、彼氏は彼女に精神的に甘え、彼女は彼氏に精神的に甘える……こういう関係が、恋愛における「ふつう」じゃないの?と思う人だっているでしょう。
これはね、もう主観的に、自分がちがうと思ったらちがう、としか言えません。
つまり、なにがふつうの関係で、どこからが重たい関係なのか、というのは、彼が決めることであり、あなたが決めることであり、ふたりの決めたところが食いちがえば、彼は彼女のことを重たいと思い、彼女は彼のことを冷たいと感じるということです。
重たくても全然OKだと思います
重たい恋愛を絶賛展開中の女性であっても、あと2~3年もすれば、きっと誰かの奥さんになって、もしかしたら子どももいるかもしれません。女性って、今とても重たい恋愛をしていても、数年のうちに状況が変化して、しっかりしたお母さんになっていたりするものなんですよね。
対して、彼女にさんざん「重たい」なんて言っていた彼氏は……2~3年経ってもまだ独身どころか彼女もいなくて、恋愛氷河期を絶賛爆走中だったりするのです。
彼氏にすがるように恋して、彼を自分の救世主かのように思って恋して、その結果、「精神的に重たいんだけど」と言われてもいいじゃないですか。彼氏にすがる、恋にすがる――そういう、いわば精神的にバランスを崩す時期って、誰にだってあるのだから、べつにいいと思うんです。
2~3年後のあなた、そして彼は?
で、この話のオチは「重たい」と言ってマメマメしく尽くしてくれる彼女を邪険に扱った彼に天罰が下る、というところだと、ぼくは感じています。
先に書いたように、2~3年後、あなたが立派な妻&子の親になったとき、彼は……恋愛&セックス氷河期にあえいでいるのです。そういうのが、ぶっちゃけのリアルなところだとぼくは考えていますが、あなたはどう思いますか?
※毎週木曜日更新