好きな人と、少しでも仲良くなりたい。どうにかして彼に心を開いてもらいたい。そんなふうに願っている女性は多いことでしょう。
今回は心理学を利用した、相手の心を開かせる「会話テクニック」の基本編をご紹介します。
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仲良しカップルが自然にしていること
おしどり夫婦、なんて言葉がある通り、仲良しカップルはどこかしら似ている部分があるもの。それは、価値観や恋愛観といった概念的なものだけではありません。
例えば、とっさの判断や好みのチョイスなど、無意識の行動にも同一性が生まれます。もちろん、彼らは最初から一緒だったわけではありません。共に過ごす時間の中で、ゆっくりと熟成されていったのです。
この段階を紐解き、3つに切り分けたのが「心を開かせるテクニック」になります。
では、具体的に見ていきましょう。
【1】バックトラック
人間関係を築く上で非常に重要なのは「相手を知る」こと。
相手の行動に対していろいろ推測し、知った気になっている人をときどき見かけます。これは、ただ「妄想している」のと一緒です。相手をちゃんと理解したいなら、本人の「言葉」から把握するようにしましょう。
その上で役立つのがこのテクニックです。バックトラックは、いわゆる「オウム返し」のこと。
効果的なタイミングで「オウム返し」ができると、「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」というシグナルになります。
真剣に向き合ってくれているのだと感じられて、もっと自分を見せたいと彼に思ってもらえるのです。
【2】ペーシング
意外と見落とされがちなのがペーシングになります。例えば、ゆっくりしゃべる人に対して早口で話すと、それだけで相手のペースが乱れてしまいます。人によっては不協和音に感じられて「話していて楽しくない」と思うでしょう。
相手に合わせて同調するように言葉を紡げる人だと、相手は心地よさを感じます。話すスピードだけでなく、感情の起伏も合わせられると、なおプラスのイメージを抱いてもらえるでしょう。
他にも、例えば相手が水を飲んだら、タイミングを合わせて自分も飲むなど、相手の動きに添うのも効果的です。こういった「動作」を鏡に映った像のように寄せるペーシングを「ミラーリング」と言います。
【3】リーディング
二人三脚をしているとだんだんと息が合ってきて、言葉がなくとも次に何をすればいいのか読めるようになりますよね。
これと同じで、しっかりと相手の話を聞き、身振り手振り、感情の起伏などをシンクロさせていくと、相手と自分の感情がリンクしてきます。次に彼が何を思い、どう感じ、何をしたいと考えるのか。心の道筋が見えてくるのです。
後は、そちらに寄り添った行動をとるだけ。言葉にせずともある程度わかってくれる相手というのは、とても貴重です。それができるようになれば、彼にとってあなたは他の誰とも違う大切な存在になるでしょう。
やりすぎは禁物
注意点として「やりすぎ」はNGです。例えば、すべての会話をオウム返ししたら、相手はどう思うでしょう。
何も考えずにただ言ったことを繰り返しているだけでは、「真剣に話す気がないんだな」と思われてしまいます。
ミラーリングも同様です。一挙手一投足、全部マネをしたらいいわけではありません。
想像してみてください。自分が何かするたびにそれに追従されたら、気持ち悪く感じますよね。
過ぎたるは及ばざるがごとし、です。バックトラックもペーシングも、会話として自然な「適度さ」を心がけましょう。
まとめ
相手に心を開かせる心理テクニックの基本編、ご理解いただけましたでしょうか。
なお、これさえやれば必ず相手が心を開いてくれるわけではありません。ただ、このテクニックを利用することで、他の女性より効率的に心の距離を縮められます。
ぜひ活用してみてくださいね。