「代理婚活」ってご存知ですか?読んで字のごとく、本人に代わって婚活を行うことなのですが、誰が?というと、それは親。
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「え!両親が私の結婚相手を探すの?そんなの無理!」なんてはじめから拒絶しないで。案外、上手くいくパターンも多いようです。
今回は、3人のお母さまの体験談から、成功のコツを紐解いてみたいと思います。
恥ずかしがり屋な娘の代わりに
最初にご紹介するのは、28歳の娘を持つFさん(52歳)。婚活したいけど、ちょっと恥ずかしい…という我が子に代わり、相手を探してあげよう!と奮起したのだとか。 「私が利用したのは、データマッチング型の相談所。こちらのデータや希望を伝えて、よさそうな相手を紹介してもらいます。最初に娘としっかり話して『これだけは譲れない』という条件を聞き、まずはそこをクリアしている人を探してもらいました。
相談所に提示された3名の男性のプロフィールから、一番好感を持てた方のご両親にお見合いしたいとお伝えして、とんとん拍子に話が進みました」
いくら代理でお願いするからと言って、すべて「親にお任せ~」はいけません。最低限の希望は伝えておかないと、後で断るのに苦労する…ということも。
親婚パーティーに夫婦で参加
続いては、27歳の娘がいるJさん(60歳)。Jさんは親が参加する「親婚パーティー」に夫婦で参加したそう。 「娘の結婚相手には、ついあれもこれも…と欲張って、お子さんのプロフィールの出身大学や年収などを細かくチェックしてしまいました。しかし、主人の『我が子を過大評価しすぎ』というひと言で目が覚め、人柄を重視して探すことに。
一番話が盛り上がったご両親と後日改めて、子どもを交えてお見合いを設定。想像通り素敵な男性で、今は娘と結婚を前提に交際しています」
「自分の娘には、苦労なく幸せな結婚生活を送ってほしい」との思いから、高望みしてしまい、結局、誰とも巡り合えなかった…というのも代理婚活の失敗あるある。
学歴や職業が全てではない、フィーリングが合うかどうかで選んでほしい、ということを両親に伝えておきましょう。
母娘で婚活を頑張った日々
最後は30歳の娘のお母さんであるMさん(54歳)。彼女は親子で婚活に励んだそうです。 「結婚するのは私ではなく娘ですからね。私はあまり口を挟まず、聞かれたらアドバイスする程度に。親が勝手に断るのは筋違いなので、主導権は娘に握らせて、こちらはサポート役に徹したんです。結果的に本人が『いいな』と思う人を選んで、連絡を取り合うようになりました」
これもありがちですが、子どもの気持ちを聞く前に、親が「あの人はやめたほうがいい」「この人はおすすめしない」と暴走するパターンもいただけません。
あくまでも両親は「アドバイザー」、そう裏方なのです。一生の伴侶を決めるのですから、せめて最終決定は自分でするようにして。
自分の人生の主役はあなた
婚活したいのに、なかなか踏み出せない…。自分はまだその気はあんまりないけれど、父や母が早く結婚しろとうるさい…。という親子にぴったりだ、と需要が高まっている代理婚活。
ただし、両親の役目は、どこまでいっても「きっかけづくり」だと思うのが正解。
意見は取り入れても、最後は自分で決めるようにしましょう。あなたの人生の主役は、まぎれもなく、あなた自身なのですから。