5月に新元号「令和」を迎え、芸能界でも入籍ラッシュで幸せなニュースが続いていますね!
そこで今回は、今年結婚した女性にフォーカスを当て占星学的に分析!令和元年の今、結婚に最適なタイミングが来ている女性の特徴をご紹介します。占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に解説していただきました。
平成から令和へ、重なる天王星の移動
日本の元号が「令和」に切り替わって、間もなく2か月が経過しようとしています。その間、たくさんの方々が「令和婚」を実現しました。もちろん、逆に「平成婚」を望んで、駆け込みのように3~4月にかけて入籍した方々もいます。
私は仕事柄、さまざまな形でデータを取っていますが、占星学的な観点から注目したいのは、日本の「平成→令和」への切り替えと、約 7年ごとに各星座を移動する天王星が「おひつじ座→おうし座」へ移動する時期とがほぼ重なったということです。
厳密に言いますと、天王星は今年の3月に「おひつじ座」から「おうし座」に移っています。そのため、“駆け込み”「平成婚」も含めて“新たな元号”を意識し、結婚された方々がこの時期に集中したような印象が強いのです。
「平成駆け込み婚」「令和元年婚」の共通点
有名人の中にも、「平成駆け込み婚」や「令和元年婚」を実現した方がたくさんいます。その方々が意識していたとは思えないのですが、占星学的な共通性が窺われます。
その第一は「天王星のアスペクト」です。奇妙なことに、この時期に結婚した方々の多くはトランジット(通過中)の天王星が出生時の天王星に対して「120度」あるいは「150度」の時に結婚しているのです。
世の中には「占星学など信じない」人も多いのですが、これは統計的に見ても“異様に多い比率”であると言えます。
◎トランジットの天王星と、出生時の天王星とが120度アスペクト
有名人では、5月1日に結婚したモデルの松島花さん、同じく5月1日に結婚した女優の徳永えりさん、5月15日に結婚した瀬戸内寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさん、5月23日に結婚したモデルの鈴木あやさん。
少し戻って3月に結婚発覚のNHKアナの和田麻由子さん、4月4日に結婚のシンガーソングライターの加藤ミリヤさん、3月18日に結婚の歌手・西野カナさん、昨年12月結婚した元SDN48・奈津子さん…これらの方々は全員そろってトランジットの天王星と出生時の天王星とが120度アスペクトを形成した前後の時に結婚しているのです。
◎トランジットの天王星と、出生時の天王星とが150度アスペクト
また、5月1日に結婚した女優の肘井美佳さん、4月に再婚したタレントの三船美佳さん、6月6日に結婚した女優の中村瑠璃亜さん、昨年11月に結婚したタレントの白鳥久美子さん…こちらの方々はトランジットの天王星と出生時の天王星とが150度アスペクトの時期前後の結婚です。
◎その他の共通点
もちろん、今年3~6月にかけて結婚していても、天王星と天王星とのアスペクトは見受けられない方もいます。ところが、そういう方々は、トランジットの天王星と出生時の太陽がアスペクトを形成しているケースが多いのです。
5月23日に結婚した歌手・作詞家の結城アイラさんは天王星が太陽に120度の時、5月1日に結婚したタレントの葉加瀬マイさんは天王星が太陽に30度の時、3月に入籍したテレビ朝日アナの竹内由恵さんは天王星が太陽に90度の時、6月に結婚した台湾を代表する女優の林志玲(リン・チーリン)さんは天王星が太陽に150度の時…「令和婚」に重要な役割を果たしているのが天王星なのです。
それ以外で「令和婚」に特徴的な惑星アスペクトとしては、トランジットの冥王星が出生時の金星に対して120度を形成するとか、トランジットの海王星が出生時の金星に対して120度を形成するケースです。
これらの場合は、ブームに促されての結婚というより、運命に導かれた形での結婚といった印象が強いものです。
それでは、具体例として、今話題の女優・蒼井優さんの結婚を取り上げましょう。
みんなが祝福した話題のカップル
◎山里亮太さんのホロスコープ
1977年4月14日生まれ
◎蒼井優さんのホロスコープ
1985年8月17日生まれ
今回注目するのは、これまでさまざまな男性芸能人たちと噂のあった蒼井優さんと、「モテない男を自称した」山里亮太さんのホロスコープです。お二人は何年も前から出逢っていたようですが、実際に交際を始めたのは今年4月からとのこと。そして6月3日に入籍しました。
◎天王星のアスペクトに注目
お二人の場合、共に「令和婚」に特徴的なトランジット天王星と出生時の天王星、あるいはトランジットの天王星と出生時の太陽で形成されるアスペクトは存在していません。
天王星が絡むアスペクトで形成されているのは、蒼井さんのほうがトランジットの天王星と出生時の月による120度アスペクト、山里さんのほうがトランジットの天王星と出生時の月による60度アスペクトです。
つまりお二人の結婚には、太陽が象徴するような社会的な活動への影響はなく、月が司るプライベートな生活のほうに大きな影響を及ぼしていると思われます。
◎交際2か月婚のワケ…実は直感型の二人
実は、お二人の場合、性格的な相性が良いかどうかについては「微妙」としか言いようがありません。
お二人のホロスコープを見ると、共通しているのは、水星と天王星、水星と海王星のアスペクトです。つまり、お二人とも豊かな想像力と発想力を持ち、ユニークな考え方をする、という点では共通しています。
また金星と天王星とが150度アスペクトである、という点では一致しています。実は、「ビビビ婚」で有名な歌手・松田聖子さんも同じアスペクトを持っているのです。つまり、双方ともに恋愛や結婚に関しては、ある種の「直感で結ばれていくタイプ」と予想されます。だからこそ交際は2か月で、最初から「結婚」を意図していたのでしょう。
そういう意味では“似たようなタイプ”と言えるのですが、それ以外は共通性が乏しく、一般的な「似た者同士」という結びつきからの相性としては、特に「良い」と太鼓判を押せるほどではありません。
◎占星学的には、山ちゃんはモテる男!?
一番気になるのは、山里さんの金星アスペクトで、彼の場合、金星は他にもアスペクトが多く、冥王星、土星、海王星、水星ともアスペクトしています。これは何を意味するのかと言うと、それだけたくさんの「交際縁」が存在していることを物語っています。
彼自身は「モテない男」の“キャラを確立”してきていますが、占星学的に見れば、多数の“出逢い”や“縁”が存在している生まれです。したがって、今は蒼井優さん一人だけに愛を注いでいますが、それを今後もずっと持続できるかは、彼自身の意志の強さにかかってくるのではないでしょうか。
◎運命的な“強いつながり”を持つ二人
もっとも、そういう“危うさ”の一方で、稀なほど素晴らしい「絆(縁)」を見ることもできます。お二人の「縁(夫婦としての絆)」は相互のホロスコープを重ね合わせることによって判明します。
重ね合わせたホロスコープを見ると、互いの太陽と太陽が120度、金星と火星が120度、月と月とが180度で結ばれています。これほど「縁」として“強いつながり”のカップルは滅多に見受けられません。
この部分が、結婚では一番重要なのです。どんなに愛情があっても「縁」としてつながりが乏しい二人は別れやすいのです。その多くが120度アスペクトでつながれている二人は、ごく自然に相手に合わせて協調し合うことができるはずです。今後、もしピンチが来たとしても、この部分が重要な役割を果たしてくれるかもしれません。
もしかしたら、あなたも「令和婚」の可能性アリ!? まずはあなたのホロスコープから天王星のアスペクトをチェックしてみましょう。波木星龍先生監修の占いサイト『前世からの約束』をぜひご覧ください。
続きは明日公開>>次回は、今年「令和婚」のチャンスが来ている女性のホロスコープを分析します。