メディアプロデューサー岡山里香さんの漫画『イタイ恋して何が悪い!?』(ぴあ)をご存じですか?「#イタ恋」としてインスタにアップしていた漫画の書籍化なのですが、これが面白くて。
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ダメ男と交際していた過去を振り返り「なぜ好きになったのか?」「何がいけなかったのか」を冷静に分析したこの本は、多くの女性の支持を得ています。
アラサー女性の「イタ恋」エピソード
スポーツでも勉強でも、失敗したからこそ成功への道が見えてくるってことありますよね。それは恋も同じ。
というわけで今回は、アラサー女性の「イタタ…」なエピソードをご紹介するとともに、そこから見えてくる恋愛の成功術を探っていきたいと思います。
オシャレな恋がしたかった…
「SNS映えする、と女性に人気のカフェの店長に口説かれ『きっとオシャレな交際ができる』とふたつ返事でOKしたんですが…。付き合って間もなく彼は私の家に転がり込んできて居候状態。雇われ店長なので薄給らしくいつも金欠で、半分ヒモみたいになってしまいました。
『流行りのお店の店長が彼氏ってかっこいい』なんて安易に思った私がバカだった。やっぱり堅実な職業の人が一番です」(32歳/会社員)
肩書きが素敵だから、ちょっと周りに自慢できそうな業種だから、なんて理由で恋人を選ぶのは危険。華やかそうだけど、実際は…というケースも多々あるのです。
特にアラサーともなると、恋愛の延長線上に、否が応でも「結婚」の文字がチラつくもの。相手の職業をチェックする際は「スタイリッシュかどうか」ではなく「将来性があるか」を重視しましょう。
母性本能をくすぐられたばかりに…
「ちょっとしたことで悲しんだり、他人の軽口に真剣に怒っては、泣きついてきていた年下の彼。『自分は感受性が豊かだから』が口癖でした。そんな姿を見てたら『繊細な人だな、放っておけない』って母性本能をくすぐられて、私から告白。でもいざ付き合ってみてわかったのは、単に精神的に不安定な劇場型の人間だったってこと。
ちょっとでも否定的な意見を言うと『俺なんか死んだほうがいいんだ』と大騒ぎ。挙句の果てに浮気までしていたという…。それを責めたら『かまってくれなくて寂しかった』と。ほとほと疲れてお別れしました。男の人は、鈍感なくらいのほうがいいかも」(34歳/医療関係)
年下の男性に甘えられたら、「支えてあげなきゃ」という気持ちになってしまいがち。でも、それが失敗の元になるのはよくある話。特に「僕は傷つきやすい」などと自己アピールする人には注意しましょう。
女性の情を上手く利用してやろう、と思っている場合も少なくないようです。どちらかが甘えっぱなしになることのない関係が一番ですよね。
亭主関白を履き違えて…
「硬派なところに惹かれて交際、同棲。しかし彼は家事を一切やらないし、友達の前で、周りが引くくらい私をこき下ろすんです。最終的にこっちがキレたら泣きだして、ドン引きでした。亭主関白すぎるのはダメ!」(35歳/金融関係)
「強い男性=彼女をマウントするタイプ」ではありません。「女は三歩下がって、黙って男の後ろをついてこい」が許されるのは、包容力があって頼れる人だけ。
偉そうにふるまう姿を男らしさ、と勘違いすると大変な目に遭ってしまいます。強さと優しさをバランスよく合わせ持つ、そんな相手を選びたいものです。
大人の恋は慎重に
若い頃と同じように、ひとときの情熱と勢いだけで突っ走ると、えてして失敗しがちなのがアラサーの恋。
「こんなはずじゃなかった…」というイタイ経験を重ねてしまわないよう、自身の過去の経験や、周りの失敗談から「幸せになる方法」を学んでいきましょう。