式当日「指輪はどこ?」その顛末は?結婚式前の修羅場エピソード3つ

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式当日「指輪はどこ?」その顛末は?結婚式前の修羅場エピソード3つ

ジューンブライドの季節、到来。「6月の花嫁は幸せになれる」というのは、もともとはヨーロッパの言い伝えだそうですが、日本でもすっかり定着しましたよね。

しかし、結婚式を前に修羅場を経験したというカップルは多いよう。幸せをつかむ前のさまざまな試練(?)をご紹介します。

挙式前日に破局危機

A子さん(32歳・広告)は結婚式の前日に彼とささいなことで大ゲンカをしたそう。

「式の準備と仕事で忙しくて、お互いに疲れがピークに達したのだと思います。そのときは本気で別れようかと思いました」

泣いたせいで、当日の朝は目が腫れていて行きたくなかったA子さんですが、なんとか挙式は終了。

「気持ちが収まらず、二次会の会場の隅っこで“結婚なんてするもんじゃないよ”と友人にこぼしたのを覚えています」

花嫁のまさかの一言に、お友達もびっくりしたことでしょう。

指輪交換でピンチ!

B子さん(33歳・編集)のご両親は仲良し夫婦。修羅場とは無縁だろうと思いきや、式当日に大変なことがあったそう。

「式の朝、父が結婚指輪を自宅に忘れてしまい、義弟に取りに行ってもらったそうです。バタバタしたせいで夫婦の指輪が逆に置かれていたようで……」

その結果、お母さんは男性用の指輪をはめてゆるゆる、お父さんは女性用の指輪が薬指に入らず苦笑いするしかなかったそう。

「厳かな場面が気まずい空気に包まれたらしいのですが、今は笑い話として二人とも楽しそうに語っています」

素敵なご両親!指輪の交換がうまくいかなくても夫婦仲がよければオッケー、ですね。

しおれたブーケにマジギレ

韓国人夫との結婚を機に、韓国語での会話もままならない状態で渡韓したC子さん(35歳・広告)。言葉も文化もわからないため結婚式準備のほとんどを旦那さんに任せていたそうです。

でも結婚式に憧れを抱いていたため、つい注文が細かくなってしまい旦那さんはイライラ。

「“結婚式をやらないほうがいいな!”とかなり怒られました。忙しく動いてくれていた夫の気持ちはわかりつつも、私も自分で思うようにできないストレスで参ってしまいそうでした」

それでもなんとか挙式直前の大ゲンカを乗り越え、当日。ウエディング関係の仕事をしているという旦那さんの親戚に頼んでおいたブーケを見た途端、C子さんは怒りがこみ上げるのを感じたそう。

「イメージに近い画像を集めて夫に渡しておいたのに、それがまったく反映されていないブーケが届きました。しかもしおれかけていて、とても持つ気持ちにはなれませんでした」

絶望するC子さんに思わぬ救世主が。ヘアメイクをやってくれた美容院から、サービスでブーケが贈られたのです。

「美容院からいただいたブーケのほうがセンスがよくて、なによりしおれていませんでした」

2つのブーケを前に悩んだC子さんでしたが、挙式では仕方なく親戚がつくったブーケを持ち、記念撮影には美容院からのブーケを持って臨んだそう。

「思い出すと未だに腹が立ちますが、物事にあまりこだわりすぎてもよくないということかな、と納得するようにしています。無理やりにですけど!」

旦那さんとの修羅場を乗り越えたと思ったら、別のところから苦難がやってきましたね……。C子さん、お疲れさまでした。

乗り越えて夫婦になる

結婚式の準備にはいろいろなアクシデントがつきもの。そこを二人でどう対処していくのかを試されているようです。けれど、乗り越えた先には幸せが待っているはず。自分たちらしい、素敵な式を挙げられますように!

ライタープロフィール

mayu110
人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。
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