【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情353】
初対面のときは清潔感があって素敵だったけど、数回話したら「アホっぽく見えてきた」とか、姿勢がよくて言葉遣いも丁寧なのに「接した感じわがまま」では、第二印象、第三印象が最悪です。
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恋愛を含む人間関係ではパッと見の印象も大事ですが、その後も重要。仮に最初の印象がそこまでよくなくても、接していく中で形勢逆転の可能性もあります。
というわけで今回は、男性からの好感度を上げるコツをご紹介しますね。
誰かの“愚痴”ではなく“ほめる”
「〇〇ちゃん、かわいいからって課長かなり甘いよねー。私のときと態度が違いすぎ!」とか「〇〇さんってたいして仕事できないのに、なんか偉そう」とか……。
どんなに笑顔が素敵で感じがよくても、ことあるごとに人の愚痴ばかり言っていたら、聞いているほうは「うゎ、性格悪そう」と引いてしまいます。
きっと、意中の男性の前では言わないのでしょうけど、聞かれている可能性もあるし、風の噂で彼の耳に入ることも。
また、デート中、つい職場の愚痴や元カレの愚痴を言う人もいるかもしれませんが、愚痴で印象が上がることは、まずないですよ。愚痴りたい気持ちもわかりますが、彼の心をガッツリつかむまでは我慢したほうがいいでしょう。
印象がよくなる女性は愚痴は言わず、むしろほめます。
例えば「〇〇さんっていろんなことを知ってて知的だよね。私もああいうふうになりたいな」とか「〇〇ちゃんってムードメーカーで一緒にいると和むよね。私が男子なら、あんな子と付き合いたい」みたいな感じで。
陰で誰かの愚痴を言うより、こっそりほめたほうがよっぽど素敵だし、聞いたほうも「この人、心がきれい」「本当にいい人なんだろうな」と思い、人として好きになるでしょう。
植物やペットを大事に育てている
知人(男性)から聞いた話をしますね。数年前、当時付き合っていた女性の部屋にちょくちょく泊まりに行っていたそうなのですが、その部屋には観葉植物があったとか。で、彼女はそれを大事にしていて、定期的に葉っぱを丁寧に一枚一枚拭いていたと言います。
その姿を見て「優しい子なんだなぁ、と感心した」と彼。植物や動物を大事に育てている人は、情が深く感じられますよね。
仮にパッと見の印象はイマイチだったとしても、心優しい部分がにじみ出ていたら「いい人なんだな」と、相手の見る目が変わったりします。
好きな人、自分の利益になる人にだけ優しく接するのではなく、誰にでも……植物にも動物にも優しくできる人は魅力的ですよ。
感動泣き、もらい泣きしやすい
感動して泣いちゃう女性もピュアに見え、印象は悪くありません。テレビや映画を観ていて、一切感情を見せない女性より、感動的なシーンでポロポロ泣く子のほうが、人間味があるというか、優しそうなイメージを持たれやすいんです。
また、もらい泣き。泣いている友達を慰めているうちに、一緒に涙を流す子も印象はいいでしょう。筆者は実際に、女友達のそういう姿を見て、ほれた男性を知っています。
“女の涙は武器”と言いますが、確かにシチュエーションによっては素敵な武器になるかもしれません。
とはいえ、涙って普通は、自分でコントロールできるものじゃないですよね。涙は流さなくとも、共感能力が高くて、物語に入り込めたり、自分のことのように友達を思いやれたりする人になれたら、男性も「優しい子だな」と感じるかと。
好感度を少しずつ上げる工夫を
第一印象は数秒で決まってしまうもの。ですが、同じ職場の人など、これからしょっちゅう会う相手だったら、仮に最初の印象が微妙でも後から覆すことができます。
ここまで書いてきたように「心がきれい」「優しい」など、感じのよさがにじみ出ていれば、意中の彼の心を惹きつけることも可能ですよ。
(※2019年4月22日 10:15 公開記事)