好感を持った相手と、手軽にやり取りができるマッチングアプリ。最近はそこから結婚に至るカップルも少なくありません。とはいえ「出会い系だと思われたら恥ずかしい…」と、使うのをためらう人もいるでしょう。
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今回は実際にアプリで恋人ができた女性に、そのメリット・デメリットをリサーチ。人から馴れ初めを聞かれた際の答え方も聞きました。恋活に行き詰まりを感じているなら参考にしてみて。
恋活にお金をかけたくない派
まずは「彼氏は欲しいけど、お金や時間をかけたくない」という理由でマッチングアプリを利用したアキさん(28歳/保険業)のお話を。
◎婚活より手軽にできる
「あまりお金をかけずに、理想の相手と手っ取り早く出会えるのが一番のメリットだと思います。安全面は多少気になったけど、そこは慎重に行動すれば大丈夫かなと」
出会いが欲しい人にとって、住んでいる地域や年齢、職種、身長などをチェックできるアプリは、かなり便利。ただし気軽に出会える分、ヤリモク男性に当たる可能性もあるので「何事も疑ってかかる」くらいの警戒心は必要でしょう。
◎馴れ初めは?…「合コン」
「会社で彼氏との出会いを聞かれたとき、正直に話すのはちょっと恥ずかしくて、咄嗟に『異業種交流会で』って答えたんです。そしたら『あぁ、合コンね』と言われて。違うけど、そういうことにしてます」
この後、職場の他の人にも知られ、面倒なので親や友達にも同じように伝えているのだとか。話が食い違うと怪しまれかねないから、出会い方を偽るなら、一つの嘘をつき通すのが正解かも。
口ベタで出会いの場は苦手派
続いて、異性と話すと緊張するため、合コンなども苦手で、なかなか彼氏ができなかったというリョウコさん(31歳/医療関係)の体験談を。
◎やり取りに時間をかけられる
「アプリは、婚活パーティみたいに直接会うのと違って、じっくり考えてから返信できるところが魅力的。人見知りで口ベタの私には向いてたのか、いい人に巡り合えました」
マッチングアプリの多くは、どちらかが「いいね」を送り、受け取った側もOKならコミュニケーションを取れるシステム。「LINEを交換したい」「会ってもいいかも」と思えるまで、アプリ上でやり取りを続けられます。
そういったツールなので、人見知りの女性でも自分のペースで恋を進めやすいでしょう。
◎馴れ初めは?…「仕事を通じて」
「私は歯科の受付の仕事をしてるんです。交際初期に彼が来院したことがあったから『もともと患者さんで、顔見知りになった』ということにしてます。誰かの紹介とかで変に知人の名前を出すより、バレにくいと思って」
どちらかの仕事が接客業やサービス業なら、「仕事を通じて知り合った」という言い訳も有効ですね。
趣味が合う恋人を見つけたい派
最後は、共通の趣味を持つ人と知り合いたくて、アプリを利用したというミヅキさん(26歳/公務員)。
◎嘘をついてアプローチする人も
「自己紹介のところに『ジャニオタです。話が合う人募集』って書いたら、同じ趣味だと偽って近づいてくる人がいて、危うくだまされかけました。そこはアプリのデメリットかなと思います」
マニアックな趣味で話が合う人がいない…という場合も、マッチングアプリなどで探せば気の合う相手を見つけられるかも?
ただし、下心のある男性が嘘をついて近づいてくる可能性もなきにしも非ず。相手の言葉が本当か、しっかり見極めて。
◎馴れ初めは?…「趣味を通じて」
「アプリで知り合った彼と、意気投合して昨年結婚。出会いのきっかけを聞かれたら、嘘でもないし、そのまま『趣味仲間』って答えてます」
ミヅキさんの場合、趣味が2人をつないだことに変わりはないので、この表現でも問題なさそう。アプリで知り合ったと言うのが恥ずかしい人は、一つでも彼と盛り上がれる話題があるなら、それを「共通の趣味」と呼ぶのもアリでしょう。
マッチングアプリも立派な恋活ツール
少し前までは「アプリ?出会い系でしょ?」と言われがちでしたが、今やマッチングアプリは、ごく普通の恋活の一つ。
草食系男子も多く、パートナーを見つけるのが難しい今の時代、デメリットを理解して慎重に使えば、強い味方になってくれるかもしれません。みなさんも素敵な相手と出会えますように。