数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。独自の恋愛論で男心を解説します!
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門21
男性は記念日を大切にしないので、女性ほどバレンタインに思い入れがないんです。ホワイトデーにはもっと思い入れがありません。だから、一般には、3月14日の「回収率」は低いですよね。
バレンタインデーは、もともとはお菓子業界の販促の日なのだから、会社の仲のいい男女のグループで、美味しいものをあげ、翌月にお返しをする、という楽しくさっぱりしたイベントとして活用してもいいと思うのです。がしかし、気になる男性がいたら、どうしても心は自動的に、彼に愛を伝える方向に向かうのが、女性にとっての2月14日ではないでしょうか。
さて今回は、男性はぶっちゃけバレンタインをどう思っているのかについてお届けします。
バレンタインは彼女と一緒に過ごしたい?
彼女がいる男性は、バレンタインの日に彼女と過ごしたいと思っているのか?
彼女が一緒に過ごしたいと言うから(一緒に食事をしたいと言うから)彼女と過ごす男性っています。
彼女が言うからしぶしぶ一緒に過ごすのではなく、かと言って嬉々として過ごすのでもなく……「バレンタインの日だからといって、なぜカップルで過ごさないといけないの?」と理屈をこねたら彼女の機嫌を損ねることになり、機嫌が悪くなった彼女の気分をどうすれば元に戻せるのかわからないから、「まあふつうの日のデートだと思って彼女と飯でも食うか」というのが、多くの男性のホンネ。
女性から告白されたらうれしい?
これはうれしいでしょうね。男性はイベントごとにあまり興味がないとは言うものの、世間的なイベントの日に、特別な気持ちを味わえるのはやっぱりうれしいものです。
やっぱりベタにゴディバが喜ばれるの?
最近では、ゴディバより高価なチョコがあったり、知る人ぞ知る的なブランドのチョコがあったりしますよね。
①ゴディバ=それなりにいいものを知っているいい女性
②ゴディバよりマニアックな高級チョコ=じつはめちゃいい女性なのかもしれない
③あきらかに20代くらいの女子が好きそうなブランドのチョコ=ふつうの女子
というカテゴライズを、男性は心の中でしれっとしています。
もっとも、チョコのブランドになんかまったく興味がない男性もいて、そういう人は何も感じないでしょう。そういう男性にゴディバをあげるのは、ネコに小判をあげるようなものです。
付き合っていない大人の女性からの手作りチョコは重いの?
重たくはないですね。単純にビックリします。
いろんなシーンにおける「女性の重たい愛情」の話がネットに出ていますが、基本的に、男性って、女性からの愛情を重たいとは思わないんです。
愛情が重たいのではなく、しつこくされるから、次第に重たいと感じ始める、ということです。
なので、2月14日にだけ手作りチョコをもらうと、重たいとは思わず、「この人、俺のことが好きなのかな」と、少々意外に思うか、「やっぱり彼女は俺のことが好きなんだな」と納得するかのいずれかです。
これが、2月14日に手作りチョコを受け取ってくれたからといって、その後も手作り弁当を差し入れたり、彼の部屋に上がり込んでマメに掃除洗濯をしたりするようになると、彼は「重たい」と思うようになるのです。
女性から仕掛けることに意味がある
恋愛って、基本的には女性からどんどん仕掛けていかないと進展しないようにできています。その理由は、今の男性は草食系だから、ではなく、団塊の世代の男性だって、若い頃、寡黙で奥手でした(70歳を超えた今でもそうだけど)。バブル世代だって同じです。世間が浮かれていたから、告白しやすい雰囲気はあったものの、男の本質は昔から奥手で寡黙です。
だから、バレンタインというイベントをうまく使って、女性から仕掛けることに意味があるのです。
イベントのどさくさに紛れて、気になる彼に、是非しれっとチョコを渡してみてはいかがでしょうか。
※毎週木曜日更新